人間の感情の中で「好き」という感情ほど強いものはありません 第 2,196 号

字幕翻訳者として有名な戸田奈津子さん。
その本格的な字幕デビューは43歳の時、
20年間の下積み生活の後でした。

戸田さんは、この下積みの時代を
どのような思いで過ごしていたのでしょうか。
最新号のインタビューで詳しく話されています。

★最新号の詳細・ご購読はこちら

───────────────────

(──下積みの時代が20年間続いたのですね。)

(戸田) 
シノプシスの仕事をするようになってからも、
翻訳や馴れない通訳の仕事を請け負ったり、
いろいろな仕事をしてきましたが、本当に
やりたい字幕の仕事にはなかなかありつけま
せんでした。


字幕のデビュー作は、
小さなドキュメンタリー作品を別にすれば、
1970年公開の『野性の少年』という映画です。
だけど、まだ一人前として認められたわけでは
なく、字幕の仕事は年に1、2本で、
鳴かず飛ばずの状態が何年も続きました。

(──辞めようとは、思われませんでしたか。)

(戸田) 
辞めようと思ったことは一度もないですね。
他に魅力ある仕事は何も見つからなかったし、
自分にはこの道しかないと思っていました。
人間の感情の中で「好き」という感情ほど強い
ものはありません。


その頃、日本は高度成長期でしたから割合景気も
よくて、どんなに食べられなくてもホームレスに
なれば生きていけるという思いはどこかに
ありました。

底辺をいつも見ていたように思います。

20年間の下積みといっても私自身は
そんなに苦労したとは思っていません。
他の人だったら20年間も仕事がなかったら、
どん底まで落ち込むことがあるかもしれない。
たまたま私はそういう心の持ち方、
考え方をしなかったということです。

※続きは本誌でお読みください。

★《応援企画》一流アスリートの人間学 ~

知られざる栄冠の舞台裏~
こちらから

致知出版社の人間力メルマガ

  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください