こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「いま研究中のあれこれと本年の抱負」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12781980067.html
今回は「体型によって最適な運動は違う」です。
・図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12783399158.html
・体型によってやるべき運動は変わる
若返り筋メソッドを使ったパーソナルトレーニング(略してWPT)、WPTを行う時にまず抑えるべきポイントは、体型によって効果的な運動が違うこと、
この違いが分かるかどうかで結果がまるで変わるからです。
一番信頼できる体型分類は「ソマトタイプ」(胚葉型)ですが、これは、3つの体型を遺伝的に分析したもので、使ってみると的を得ておりとても役に立ちます。
そこで、あなたの体型を特定し、お悩みの解消や運動効果アップに役立てていただければ嬉しいです。
・遺伝的に決まる3つの体型
では、かんたんに3つの体型を解説しましょう。
1.内胚葉型(ぽっちゃり骨細タイプ)
・栄養の吸収が良く太りやすい
・りんごや洋梨のような丸い体型
・手首や足首が細い
・30代ぐらいまでは細い人の割合が高いが中年以降は太りやすい
2.中胚葉型(がっちり骨太タイプ)
・エネルギーの活用能力が高く体脂肪を落としやすい
・広い肩幅、卓越した筋肉、四角い体型
・手首や足首が太い
・アスリートに多く高齢になっても体幹が強く体力が落ちにくい
3.外胚葉型(スラッと骨細タイプ)
・栄養の吸収が悪いので外見は細身
・摂取エネルギーを効率よく消費するので太りにくい
・手首や足首が細い
・中年以降は肩こり腰痛などの不定愁訴に悩まされやすい
この3つの分類を考慮してトレーニングすることで、合わない運動を避けることができるとともに、最適なトレーニングを選びやすくなります。
では、それぞれのタイプ別アドバイスに移りましょう。
・内胚葉型へのアドバイス
骨が細いと、体幹インナーマッスル(若返り筋)も弱いという傾向があるので、若返り筋を鍛え直すことから始めるのが得策です。
このタイプは栄養の吸収は良いので、トレーニングをすると筋力は付きやすいです。
しかし、同時に脂肪も付きやすいので、3タイプの中では特に運動が欠かせないタイプといえます。
まず、若返り筋を鍛え直して体幹を強化し、つづいて目的に応じた筋肉を鍛えるという順番になります。
なぜなら、これが一番効率よく弱点を補強し体力をアップさせられる方法だからです。
また、代謝が低下する中年以降は栄養過多で太りやすいので注意が必要です。
ですから、運動とともに食事のコントロールが重要なので、毎日体重計に載るなどして、体重が一気に増えないようにチェックするのが良いでしょう。
運動と食事をバランス良くコントロールすることが、このタイプの肝となりますが、日頃からブレないように健康管理する必要があるので、3つの中では一番手メンテナンスに手がかかるタイプです。
このタイプには、食事の工夫から運動の手順まで、きめ細やかなアドバイスが欠かせません。
そういう意味では、一番パーソナルトレーニングが必要なタイプともいえるでしょう。
自分で管理する場合は、まずは若返り筋の強化から始め、それを習慣にすることで太りにくい体を作ることが大切です。
既存の運動であれば、ストレッチ、ヨガ、太極拳、バレエ、空手など、どれも筋肉を伸ばすタイプの運動ですが、これらを熱心に続けている人達は太りにくく引き締まる傾向があります。
このために開発されたのが若返り筋メソッドのエクササイズなので、とりあえず始めるのなら若返り筋メソッドをおすすめします。
・中胚葉型へのアドバイス
このタイプは、体幹がしっかりしているので故障も少なく、もともと運動が得意な人が多いです。
また、体幹インナーマッスル(若返り筋)もしっかりしているので、結構ハードなトレーニングやスポーツにも適応できます。
また、栄養の吸収は良いですが代謝も良いので太りにくく、よく食べてよく動くみたいな生活が向いています。
パーソナルトレーニングに関しては、健康維持のためのパーソナルというタイプではなく、筋力アップや目標に向けてのトレーニングがよいですが、
高齢者の場合は、同世代のグループ運動では緩すぎる傾向があるので、個別メニューでしっかりと鍛え直すのが良いでしょう。
3つのタイプの中では、一番健康管理に手がかからず、無茶さえしなければコントロールはしやすいです。
・外肺葉型へのアドバイス
このタイプは、中年以降になると体力の維持や体調の維持が難しくなりやすいです。
なぜなら、栄養の吸収が悪いことと関係しますが、胃腸の調子が悪くなりがちだからです。
また、もともと細身で筋力が強い方ではないのですが、体幹インナーマッスルが衰えてくると、腰痛や股関節痛など体の至るところで不定愁訴が発生するからです。
これが悪循環となり体力が低下しますが、どこかで歯止めをかける必要があります。
まずは、冷えない体づくりから始めるのが得策です。
つぎに、インナーマッスルの再生をすることで不定愁訴は減ってきます。
それに最適なのが若返り筋メソッドです。
特にこのタイプは、筋力が弱い人が多いのできつい運動は向いていません。
ですから、はじめはインナーマッスルの強化運動に特化し、体幹がしっかりしてから他の運動もすれば良いでしょう。
また、体幹がしっかりしてくると不定愁訴はへり気持ちが前向きになります。
ジムでのトレーニングなどはきつすぎてついて行けないので、個別メニューのパーソナルトレーニングが最適です。
このタイプは内胚葉型とともに、中年以降は運動が欠かせません。
冷えない体づくり、代謝を上げるためにも、体を温めることとともに運動は健康法の中に取り入れるべきです。
以上、ソマトタイプによる分類を知っていると、自分に合った健康法を見つけ、健康管理するのに大いに役立ちます。
この情報があなたの健康のお役に立てれば幸いです。
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『10年後の常識!健康のツボ』
第819号 2023年1月10日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
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人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!