近年、社会構造の変化やテクノロジーの進化
に伴い個人や企業は、新しい考え方や成功
モデルへの書き換えを求められている。
資本主義社会で、これまで長いこと評価されて
きた能力や資質は、今や飽和状態となり、急速
に凡庸なものへと変わりつつある。「20世紀
的優秀さ」は終わりを迎える。今すぐ
思考・行動をアップデートせよ!
戦い方も大きく変わる。今最も注目される著者
が明かす「アート」「美意識」に続くキーコン
セプト!大きく切り替わった時代をしなやか
に生き抜く、「思考法」「働き方」「生
き方」「キャリア」「学び方」を
まとめた生存戦略の決定版!!
サイエンスで導き出した答えがコモディティ化
する時代、「正解を出す力」に、もはや価値
はない。モノが過剰で、意味が枯渇する
時代に、「役に立つモノ」を作り出
す力は価値を失う。
本書は、今起こっている社会構造の変化を「6
つのメガトレンド」として読み解き、これか
ら求められる、24個の新時代の思考・行動
様式を、オールドタイプ(旧型の価値観)
からニュータイプ(新型の価値観)への
シフトという形で解説する。
★「オールドタイプ」から「ニュータイプ」へ
・「正解を探す」→「問題を探す」
・「予測する」→「構想する」
・「KPIで管理する」→「意味を与える」
・「生産性を上げる」→「遊びを盛り込む」
・「ルールに従う」→「自らの道徳観に従う」
・「一つの組織に留まる」→「組織間を越境する」
・「綿密に計画し実行する」→「とりあえず試す」
・「奪い、独占する」→「与え、共有する」
・「経験に頼る」→「学習能力に頼る」……他
働き方を本書では、「90%会計士、10%ロック
スター」という例で解説しています。これは
リスクが全く異なる職業を複数持つということです。
安定した職業で生活の糧を得ながら、もうひと
つの職業は強烈なアップサイドを見込める
職業に手を出すということです。
自分の内側からやりたいという想いが強く発出
するモノです。それは時には好奇心であり、時
には「大好き」という感情でもあり、時には
熱中できるモノでもあるでしょう。
それがあるから努力することが楽しくなり、
続けられる訳で本来、努力とはそのような
ジャンルについてやるべきなんです。
これからの時代はそのような想いが、その
ジャンルに於ける専門家を凌駕する成果を
生み出すこともあると本書ではいいます。
そして、その数が少なく価値があったりする
モノ、そのようなモノを提供できるのは、そ
の分野に深い知識、洞察、愛着がある少数
のプレーヤーなわけです。それを本書
ではスモールプレーヤーと呼んで
いるわけです。
それを欲しがる人も少数ですし、提供できる
人も少数な訳ですが、そのような商品、サー
ビスは買い手にとっては「意味があり」
当然のことながら、高価格になりやすく、
それが故にスモールプレーヤーが存在できる
余地があるわけです。
山口 周 「 ニュータイプの時代 新時代を
生き抜く24の思考・行動様式」
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!