こんにちは、
岡田です。
前回は「想いを言葉にすると」でした。
歩行整体メソッドがなぜ人類健康化に必要なのか、
想っていることをダイレクトに語ってみました。
今回は「3種類のゆがみ」を直す潤滑整復術です。
いつもの、考えながら書くスタイルに戻って、
第一の矢(ゆがみの潤滑整復術)関連のお話をします。
※図入りはアメブロ版
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歩行整体メソッドとは、
三本の矢による回復から若返りまでの仕組み。
第一の矢 ゆがみの整復術
第二の矢 ゆがみのトレーニング
第三の矢 ゆがまないセルフケア法
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潤滑整復術とは、
骨格、筋肉、皮膚筋膜のつながりを良くする施術のこと。
主に、潤滑圧という弱い圧力をかけることで、
滑らかにつながることを目的としています。
では、どんな時に潤滑整復術が必要になるのでしょうか。
これは、潤滑不全(潤滑が悪い状態)が発生している時ですが、
潤滑不全のことを私は「ゆがみ」と呼んでいます。
骨格、筋肉、皮膚、
それぞれのゆがみについて解説していきましょう。
(骨格のゆがみ)
骨と骨をつなぐのが関節ですが、
関節がうまく機能していない場合は、
関節の潤滑整復術が必要となります。
では、ゆがみがあるとどんな症状が出るのでしょうか。
股関節を例にとってみると、
股関節の可動域(足の付け根の動き)が制限されたり、
足首やひざ、肩の関節の可動域が制限されるなど、
関連した関節の機能を低下させます。
スポーツ選手的にいうと、
パフォーマンスが低下するわけです。
それ以外には、
関節がゆがむことで筋肉にも歪みが生じ、
その結果として張りが強くなり硬くなったり、
しびれや痛みなど神経症状を発生させたりします。
たとえば、股関節のゆがみが出ると、
お尻の筋肉が左右非対称となったり、
足がしびれたりするわけです。
これが姿勢によって起こったものなら、
第二の矢(姿勢矯正トレーニング)でも直せますが、
打撲によって発生したゆがみは潤滑整復術が必要です。
なぜなら、
姿勢によるゆがみは、繰り返しの姿勢習慣が原因なので、
習慣の置き換えと筋肉のアンバランスを直せば正常化します。
一方ケガによるゆがみは、
関節が一瞬の力でゆがむので運動では直らず、
ピンポイントの潤滑整復術が必要となります。
(筋肉のゆがみ)
筋肉のゆがみというのは、
あまり聞いたことがないと思いますが、
上の骨格由来のゆがみとともに存在します。
骨格由来のゆがみとは、
関節がゆがんで、それにともない、
一部の筋肉がひきつるという場合を指します。
一方、筋肉単独のゆがみとは、
使わないことで短縮して硬くなったり、
不良姿勢によりこわばった筋肉などを指します。
たとえば、
太ももの後ろが硬くなって前屈できない。
事務仕事で背筋が硬くなって伸縮できないなどです。
つまり、筋肉が正常に機能できない状態、
これが筋肉の潤滑不全です。
潤滑不全=ゆがみという定義では、
これはきんにくのゆがみといえるでしょう。
これに対しては、
筋繊維に溜まった老廃物を除去させ、
筋肉を芯から軟らかくする筋肉の潤滑整復術が必要です。
(皮膚のゆがみ)
最後に、皮ふのゆがみについて。
皮ふのゆがみとは、皮ふの潤滑不全を指します。
では、皮ふの潤滑不全って、どんな状態なのでしょうか。
これは、皮ふがつまめなくなっているところ、
筋膜や脂肪層と引っ付いているところのことです。
この部分は、皮下の体液の流れは著しく低下しており、
皮膚の色が悪くなったり、吹き出物が出たりしやすいです。
また、皮ふが滑らないことで、
周辺の筋肉の動きを制限したり関節の動きを妨げたりします。
ゆがみ(潤滑不全)は、
腕など、よく使う動きやすい部位には起こりにくく、
腰やお尻周りなどの、動きが少ないところに発生します。
たとえば、セルライト化したお尻周りなどです。
これに対しては、
皮ふと脂肪層や筋膜をはがすための、
皮膚の潤滑整復術が必要になります。
このように、
体を骨格、筋肉、皮ふの3層で分解して考え、
それぞれのゆがみを解消し、
機能を正常化させるために3種類の潤滑整復術があるのです。
この3種類の潤滑整復術をまとめて、
第一の矢(潤滑整復術)と呼んでおり、
歩行整体メソッドの特徴的な施術となっています。
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第616号 2019年2月19日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!