今回のテーマは、
どこを歩けばいいのか。
歩く場所によって「狙い」がありますので、
まずインプットしてください。
ウォーキングマシンの上を歩く。
道路の端を歩く。
自然道を歩く。
上り坂、下り坂を歩く。
階段を歩く。
同じ歩くのでも
場所によって効果や違いがあります。
それぞれを例に説明しましょう。
・ウォーキングマシンの上
ウォーキングマシンの上を歩くのと
道路を歩くのとでは少し違います。
何が違うのかというと、
道が動くのと足が動くのとの違いです。
ランニングをしてみるとハッキリわかりますが、
ベルトの上ばかり走っていたら、
道路に出た時にうまく走れなくなります。
なぜなら、
タイミングが変わるからです。
道が動いて遅れないようについていく。
足で道路をつかみ前に移動する。
これは順序が違うわけです。
それで、どちらがいいのかといえば、
道路の上を歩くほうが効果があります。
ウォーキングマシンは
雨天時の代替用ぐらいに考え、
基本は道路を歩くことをおすすめします。
・道路の端を歩く。
日本の道路はカマボコ状になっています。
道路の左端なら左下がりの傾斜、
右端なら右下がりの傾斜が一般的。
ここで気を付けなければいけないことは、
ワンパターンにならないことです。
なぜなら、
一方に偏るとクセがついてしまうから。
これも歩行整体の立場からは
あまりお勧めできません。
いつものコースが一方向に偏らないかどうか。
ココだけチェックしたほうがいいでしょう。
・自然道を歩く
これ、オススメです。
なぜなら、
いろんな状況が現れるからです。
たとえば、
デコボコ、砂利や土、
登り坂や下り坂、
右下がりや左下がり、
山道であればさらに変化は大きくなります。
こういう道を歩く習慣ができると、
関節のザラザラやこわばりが取れて、
一気に整体効果が現れることがあります。
身体の慣れマンネリも防げますし、
基本は平たんながら、
いろいろなバリエーションがある。
リハビリ歩行には向かないこともありますが
健康増進には最高の環境です。
・上り坂、下り坂を歩く。
まず上り坂からいきましょうか。
メリットは抗重力筋を中心に、
足腰が強くなることが最大のメリット。
さらに、心肺機能も鍛えられるので、
少し余裕が出てくれば
積極的に行うと体力は増強します。
一方下り坂の場合は。
足腰の関節の強度と
バランス能力の向上がメリット。
少しキツイぐらいの勾配では、
関節のザラザラやこわばりが取れて、
関節の柔軟性が高まります。
・階段を歩く
階段の上り下りについては
基本的に坂道と同じですが、
違いは、
階段はワクにはめられた運動だということ。
つまりワンパターン。
なんでもそうですが、
ワンパターンは慣れを起こし、
身体も気分もマンネリ化しやすいこと。
これを頭に入れておけば、
うまく階段も利用できるでしょう。
これらを知識として身に着けているだけで
さらに歩行整体の効果が高まります。
(プラスαの心がけ)
平地の歩行がメインでありながら、
変化とメリハリのある歩行をイメージしましょう。
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より転載許可を得て掲載
ブログ・所長の引き出し 496号 2016年10月31日 発行
http://ameblo.jp/baffaro7
【真理にかなった施術法&健康法の選別と開発】
大阪市住吉区帝塚山東3-4-10健康科学整体研究所
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!