今週の健康法は【首こり肩こり体操】基礎編
(対象者と目的)
首こり肩こりの悩みがある人、
つらい時の対処法が欲しい人、
パソコンやデスクワークが多い人、
周りから座り姿勢が悪いと言われている人、
首から上が前のめりになってしまう人、
姿勢矯正の必要性を感じている人など。
目的は首こり肩こりで悩む方に対して
解消のための第一歩として
避けて通れない最低必要な姿勢づくり。
(売りは)
首こり肩こりを治すためには姿勢矯正が
絶対に必要ですが、そのための基礎中の基礎。
ここをおさえなければすべてが砂上の楼閣となる
といえる姿勢矯正のツボがこの2つの運動です。
(やり方)
●腰送り
腰送りは姿勢矯正の基本の基です。
まず、これを攻略する必要があり
コレを飛ばすと100%失敗しますので
特に重要だとご認識ください。
1.イスに座ります。図1
2指先が尾骨に当たる位置に両手のひらをあてます。図2
3.両手のひらで骨盤を前上方に押しながら
同時に恥骨が座面につくように骨盤を起こします。図3
(3~5秒かけて)
4.その姿勢で軽く腹筋に力を入れお腹を凹まします。
(3~5秒かけて)
パチッと決まれば1回でいいですし
その姿勢を体に記憶させます。
初めのうちは1日に数回以上行ってください。
(朝昼晩など)
●首送り
上の腰送りが常時できるようになれば
背もたれは必要ありませんが
初め(できない間は)は背もたれのある椅子で
背中を支えて行ってください。
1.イスに座ります。図4
2.骨盤を起こした状態でアゴを軽く引き
首を後ろにスライドさせます。図5
(3~5秒かけて)
3.力を抜いてもとの姿勢に戻ります。図6
4.再度、背筋を伸ばしてあごを引き
首を後ろにスライドさせます。
この動作を数回繰り返します。
そして、首の上に頭が乗った姿勢を体に記憶させます。
これを座り姿勢の合間に行ってください。
(30分に1回程度はやったほうが良い)
(メカニズムは)
ヒトの骨盤には坐骨という部分がありますが
これはその名の通り
座面に体重がかかる部分なのです。図7
この姿勢が機能的な骨格をつくります。
正しい座り姿勢ができれば背骨全体の
繋がりが良くなります。
背骨は下から上に影響が広がりますので正しい
骨盤の状態が確立しないと他のどの部分を
矯正しようとしても無駄に終わって
しまいまうのです。
つまり正しい基礎工事の上にその上が
乗っているような形なので下が
整ってから首の骨格を矯正するのです。
首肩は、今回の基礎部分だけでは十分とは
言えませんので次回さらい細かい部分
の運動を加えます。
(プラスαの心がけ)
首こり肩こりの元にある不良姿勢が矯正され健康の
基礎が整ったというイメージをもちましょう。
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より許可を得て転載
ブログ・所長の引き出し 2016年 6月 13日 発行
http://kenkokagaku.lekumo.biz/blog/
【真理にかなった施術法&健康法の選別と開発】
大阪市住吉区帝塚山東3-4-10健康科学整体研究所
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!