【10年後の常識!】熱を効率よく捨てることが出来る氷水を使ってください 第 292号

頭部のうつ熱が原因の肩こり-3-

 頭部のうつ熱(オーバーヒート)による肩こりは、

梅雨時から夏の高温多湿期(6月から9月)に

多くなります。

 前回 (第282号) は症状について解説しました。

 1.強い肩こり
 2.頭からの発汗
 3.頭痛
 4.眼がショボショボする
 5.額に脂汗をかく
 6.頭や首の熱感
 7.めまい、ふらつき

 今回は、頭部うつ熱の解消法についてお話し

しましょう。

 前々回お話ししたその原因を取り去る努力も必要

ですが、これを解消するためには、頭を冷やすことや

全身の気の流れを良くしてやる必要があります。

 中でも直接頭の熱を奪う方法が即効性があります。

 そして、一番効果的で安全かつ生理的なのが氷冷です。

 その原理は頭部うつ熱のポテンシャルエネルギーを、

氷の融解熱を利用して外部に捨てるというものです。

 簡単に言えば、頭の熱とりです。

 もし、実際はうつ熱でなかったとしても冷たい

だけで、副作用がなく、安全性も高いといえます。

 次に実施の際の注意点です。

 「クーラーで冷やしてもいいんじゃないの?」との

質問も多いのですが、クーラーでは、表面しか冷却

できないので、意外と効果は低いです。

 そればかりか、自律神経が失調し症状を悪化させる

こともあります。

 とにかく冷えればと氷以外の物を使う方もいます。

 たとえば冷却シートなどのシップ類では、効果が

弱すぎて全く歯が立ちません。

 水以外の材料を使った蓄冷体では冷えすぎて痛んだり、

頭部の熱をうまく捨てられないなど問題があります。

 からだの6割は水です。

 だから、水(氷)を使って熱を捨てるのが一番

優しいのです。

 ぜひ、熱を効率よく捨てることが出来る氷水を

使ってください。

 家庭で行う場合は、氷枕と氷のうを使えばよいで

しょう。

 症状が無くなるまで毎日続けて下さい。

 軽い場合は、このような方法で家庭で対処できますが、

初期の状態以外は、効果が追いつかなくて

焼け石に水です。 

 (参考までに)

 最近は0度の冷水を循環させて頭を効率的に冷やす

装置が一部の医療機関で使われています。

 ついでに当院で行っている方法を紹介します。

 莫大な頭の熱を取るのは結構たいへんです。

tobrei1

 写真は、2㎏のチップアイスを使い5つの氷のうで
 40分冷やしているところです。

 この時下半身は温めています。

 頭をこれだけ冷やしても1回では症状が取れない

こともあります。

 「頭部のうつ熱」になるような環境にいる方や、

上のような症状がある方は、頭部冷却にくわしい専門家に

相談されることをおすすめします。

 【ポイント】

 頭にたまった熱を取るのは、想像以上にたいへん。

 ちょっと氷枕をしたぐらいでは、焼け石に水の

ことが多い。

 ましてや、冷却シートなどでは全く歯が立たないと

思って良い。

 この時期は、原因不明の肩こり頭痛やふらつきなど、

あなたの回りにも、頭部うつ熱の人がいる可能性が高い。

 お医者さんも本当の原因に気づかないことが多く、

お薬では治らないので、注意が必要。

 心当たりがある方は、熱中症になる前にご相談下さい。

 人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ

より許可を得て転載

 ブログ・所長の引き出し  2008年9月 7日 発行

              頭部のうつ熱が原因の肩こり3

              http://kenkokagaku.lekumo.biz/blog/

 【真理にかなった施術法&健康法の選別と開発】

 大阪市住吉区帝塚山東3-4-10健康科学整体研究所 

      http://kenkokagaku.net/

   今回も最後までお読みくださり、ありがとう

               ございました。 感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください