金融・経済・成功のための
生きた入門書。
投資において資本量の次に
重要なのが「人」と「情報」。
この3つが揃えば、投資に
勝つことができる。
「原資」を確保するためには「人」が
必要になるし、濃厚な人間関係から
入ってくる「情報」こそ信頼
できる情報となる。
3つは役割が重なるところがある。
もしあなたが本気で金儲けをしたかっ
たら、金のあるところに近づかない
と絶対に無理なのだ。
それは場所の問題にとどまらない。
「お金持ち」とは、例えばタクシーワン
メーターに1000円を払って「おつり
はいいよ」と言える人である。
経済活動をしたければ、場所だけではな
く「お金持ち」と付き合うことが大事だ。
お金の使い方を知っている人の周囲
には、濃厚な情報があったり、人
脈があったりするのは当然。
バブルが弾けて大変だったとき、私の
仲間だった人たちは全員現在
でも生きている。
しかも全員成功している。
その理由は逃げなかったからだ。
百貨店のクレーム処理の現場では
「クレームは逃げると追いかけ
てくる」という格言がある。
あえて火中の中から逃げ出さなかった
者だけが生き残り逆転して成功した
のは、運ではなく法則として
考えても良いだろう。
仲間の一人は「金を返せ」と迫る
債権者にこう言い放った。
「取り返すからお金を貸してください」
私は返すことしか考えられなくなって
いたが、それを目の当たりにした
とき、「こんな時でもまだ金
のことを、儲けることを
考えているのか‥‥」
と鳥肌が立ったものだ。
あのどん底で諦めないメンタリティ
は非常に勉強になった。
もちろんこの時の経験は後の人生に
生きているのは言うまでもない。
小さい借金は人を殺すが、大きな借金
は次の金を生む、ということである。
小さな額の借金は貸した側も相手を恨む
余裕が生まれるが、あまりに大きな額
だと貸した側と一緒に対策を練る
ことに尽力しなければなら
なくなるからだ。
何より大金を貸すには相手に対する信頼
感が必要で、その信頼感は私の場合、
持っている金融スキルに対する
評価が作り上げている。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝