イメージによる情報処理は、言葉による情報処理の
10万倍もの処理能力がある。海馬記憶の能力を開
くと、おのずとイメージ記憶が開け、超高速
で流れる情報でさえ、瞬時に記憶できる。
海馬記憶を活用したものが写真記憶です。誘導暗示に
よって潜在脳の記憶レベルに入り、超高速でパラ
パラ本をめくると、その速さで海馬記憶回路
を通して記録され、出力の際は1ページ
ずつ望みのページが出てくるため正確に再現される。
暗唱がなぜよいかといえば、暗唱によってのみ、脳の
深層部が覚醒するからです。毎日外国語の音読を続
けたことで、シュリーマンはその振動音の
ゆえに超記憶回路を開いた。
素読をすると、脳の深奥にリズムが響いていきます。
やがて頭の質が変わってしまい、一度見聞きすると、
理解と記憶がいっぺんに行われるという能力が
身についてしまう。ひたすら音読し素読する
ことは、人間の潜在脳に深く記憶に刻み
込み、のちにそれが素晴らしいヒラ
メキ、直感力、創造性となって出てくるのです。
スピーディーにデータをインプットすれば、のんびり
した左脳の働きを避けられることに気づいた。私達
の左脳は1度に1つの単語やフレーズを処理する
ことしかできない。しかし、私達が外国語を
習ったり、本を読んだり、高度な数学を
身につけたりするとき、どうみても
1度に何百ものデータを同時に処理しているわけです。
イメージのなかであなた自身が変わりましょう。周りの
人に対して優しい気持ち、尊敬の気持ちを持って
あなたは人と接しています。あなたの優しい
気持ち、その人のことを思う誠意の心の
波動が、見えない波動の世界で相手
に伝わります。そうして相手は
その波動を感じて変わり始
めます。現実の世界は波動の世界の投影なのです。
右脳の開き方はいろいろあるが、深い学習回路を開く
方法のひとつに「只管暗唱」がある。何十回となく
声を出して暗唱を続けると、深い学習回路が開
けるというもの。山崎弁栄は21歳のころ念
仏に明け暮れていた。以後も昼夜絶え
間なく念仏を唱え続けた。念仏に
よって深い学習回路が開け、
それによって情報がすっ
と頭に入り、イメージで再現できるという能力を身につけた。
現代でも毎日欠かさず唱え続けていたところ、頭の質が
変わって1度声を出して読んだ文章が何も見ないで
スラスラいえるようになった、という体験を
する人たちが出てきている。九州のある
高校生が最福寺に通って真言密教の
行に熱心に参加し、求聞持法の
真言を熱心に唱え続けた。
すると大学入試を受けたときにノートに
書いたページが、そのまま頭に浮かんできて、
楽に答案が書けたという体験をしたそうだ。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!