こんにちは。
岡田です。
歩行整体を軸とした若返りには、
現在の立ち位置を知ることは超重要。
前回(第 590 号)『チェックポイント解説5~8』につづき、
現在の立ち位置を知るためのポイント解説です。
今回が3回目。
それではいきましょうか。
9.片方の股関節が開きにくい
股関節が内外旋しにくい場合と考えてください。
左右差がある場合は、
骨盤のゆがみを伴っていることもあります。
この場合は股関節が良くなっても、
すぐに元どおりになってしまうので、
骨盤と股関節の両方に対処する必要があります。
(解消法)
いろんな方法がありますが、
誰でもわかる方法として、
立ち姿勢で行う腰割り体操があります。
両足を広げて立ち、
ひざに負担がかからないようにつま先も外向きにします。
不安定な場合は、
背中を壁にピッタリとつけて行います。
そのまま上体を落とし、
1.2.3.4.5.6.7.8と数えて元に戻ります。
これが全然できない場合は、
股関節周りをゆるめる施術を受けたほうがよいでしょう。
10.腰痛や肩こりに悩まされている
慢性の腰痛や肩こりがあるということは、
骨格の偏りやゆがみ、
筋力の低下や筋の硬化、
リンパ体液の流れの滞り、
こんな状態が習慣的に起きているということ。
不良姿勢や繰り返し動作などの、
原因を取り除けば悪化は防げますが、
それだけでは解決になりません。
(解消法)
原因習慣を除去できる場合は、
それが最優先です。
そのうえで、
体幹の柔軟性を高めるのがポイントです。
いろいろな体操を組み合わせる必要がありますが、
とりあえずひとつだけ。
イスに座った姿勢で、
息を吐きながらお腹を凹ませて背中を伸ばす。
↓
息を吸いながら上体を上に伸ばし胸を張る。
これをゆっくりと数回繰り返す。
これで、全く通用しないと思う場合は、
体幹を軟らかくする体操の
指導を受けるのがいいでしょう。
11.特定の関節に頻繁に痛みが出る
ひざや足首、肘や手首など、
特定の関節に痛みが出やすいということは、
使い痛みか骨格のゆがみがあります。
繰り返し動作や、
要領の悪いからだの使い方によって、
使い痛みは発生します。
メンテナンスが不十分だと
筋力の低下や関節の硬化など、
悪化の一途をたどります。
こんな感じで、
仕事など避けられない事情で
習慣性になると痛みが出ます。
(解消法)
日常の悪パターンからの脱出を考えること。
つぎに、
関節の柔軟性と筋力強化をはかること。
その場合は順番を間違えないこと。
一番効率的なのは、
体幹の柔軟性と筋力を高めてから、
弱い関節まわりを強化することです。
部分だけの強化では、
結局役に立たないことが多いからです。
難しそうだなと思う場合は、
まず、痛みの施術を受けてから、
順々に指導してもらうのが良いでしょう。
12.手足の一部にしびれが出る
麻痺を伴わないしびれは、
痛みの一種と位置づけられます。
左手がしびれる、右ひざから先がしびれるなど、
上肢下肢いろんなパターンがあります。
両側性の場合は内臓系も考えられますが、
片方の場合は骨格系のゆがみが原因です。
(解消法)
セルフケアとしては、
手足の毛管運動があります。
やり方は簡単。
あおむけに寝た姿勢で両手両足を垂直に上げます。
↓
上げた手足を貧乏ゆすりの要領で微振動させます。
これを5分程度おこないます。
これでは全く無理そうという場合は、
まず骨格の繋がりを良くする
施術を受けたほうが良いでしょう。
13.胃腸や泌尿器系など弱い臓器がある
だれでも弱い臓器があるものですが、
病気になる前の段階、
未病の場合なら打つ手はあります。
(解消法)
健康回復歩行から入るのが良いでしょう。
消化器系が弱い場合は、
ゆっくりした散歩程度の歩行。
泌尿器系が弱い場合は、
もうすこし速い歩行。
呼吸循環器系が弱い場合は、
少し息が切れる程度の速さの歩行。
こんな感じでスピードを変えて、
40分を目指して、
とりあえずできる時間で始めてください。
内臓機能を高める施術を受けると、
さらに回復速度を高まります。
『10年後の常識』516号 2017年3月20日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!