ファイナンスは、ビジネスにも人生
にも役立つ「一生モノ」の知識。
ファイナンスがわかると会社の
未来を語れる人材になれる。
決算書が読めなくても大丈夫。
財務3表の読み方からファイナンス
理論の基本までが一気に学べる!
じつは私自身、かつては「ファイナンス
がわかならい人」でした。
私は大学時代、文学部に在籍して
いて教師を目指してました。
しかし、大学卒業後、
北海道拓殖銀行に入行。
都銀の合従連衡がはじまり、これほど
世の中がダイナミックに動いている
時代に、このまま北海道にいて
いいのだろうか、と危機感
を覚えた私は、拓銀を1年で退職。
アメリカの証券会社である
メリルリンチに入った。
外資系金融の世界に入り気づいたのが、
同僚たちが当たり前のようにMBA
を持っていることだった。
文学部出身で、金融業界ではただで
さえ異端だった私は、「この世界
で戦っていくには基本的な知識
が足りないのではないか」
と思いを募らせた。
当時の私は、「周囲のMBAホルダーが
身に付けているようなファイナンスの
知識がなければ、早々とキャリア
が頭打ちになりかねない」
と危機感を抱いた。
結局、メリルリンチ証券を4年で退職し、
1993年、私は自費でアメリカのイリ
ノイ州立大学にMBA留学した。
ソフトバンク、SBIで実践的な
ファイナンスを学んだ。
1994年、ソフトバンクの孫正義社長
の話を聞く機会があった。
当時は、ソフト販売と出版を手掛ける規模
の小さな会社であったが、孫さんは、
ネットの可能性について熱く語っていた。
私は、孫さん宛てに手紙を書き、
「ファイナンスや経営企画で
必ずソフトバンクに貢献
する、自分を採用してほしい」と直訴した。
MBA取得後の1995年、ソフト
バンクの財務部に入った。
そこでは、北尾吉孝さんの
もとで経験を積んだ。
入社してすぐ、企業を買収するため
の資金調達に取り組む機会を得た。
この仕事により、わたしは、「ファイ
ナンスの知識はビジネスの現場で強
力な武器になる」と実感した。
想定外のキャリアを歩んだ自分の経験を
通して思うのは、「業界を問わず、キャ
リアの充実を目指す人にとってファ
イナンスの知識は必須だ」
ということだ。
ファイナンスを一言でいえば、「企業の
価値を最大化するにはどうすればいい
かを論理的に考えるためのツール」
である。
財務3表は大枠でざっくり
把握すればいい。
企業の価値は、「将来稼げる
キャッシュの額」で決まる。
朝倉智也『一生モノのファイ
ナンス入門』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝