会社には、会社のストーリーがあります。
雑誌にも、雑誌のストーリーがあります。
創刊から41年の歴史を持つ月刊誌『致知』にも、
『致知』ならではのストーリーがあります。
このたび、その『致知』の歩みを
「致知物語」としてまとめました。
ぜひご一読くださいませ。
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致知物語 Vol.1
「この小さな苗木を大木にしてみろ」
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月刊誌『致知』――。
2018年に創刊40周年を迎え、
愛読者は全国に11万人。
「『致知』を読まない日は一日もありません」
(50代・男性)
「人間としてもっと成長しなくてはと考えさせられる
私の大切な教科書です」 (30代・女性)
など、毎日のように感謝や感動のお便りが届き、
月の初めになると、
「まだ届かないかとポストを何度も見に行く」
「毎号、待ち遠しくて仕方がありません」
と、全国各地で、あるいは海外で
多くの方々が心待ちにしてくださる
雑誌となっています。
『致知』の創刊は
1978年(昭和53年)9月1日。
高度成長からバブル経済へと、
経済大国への道をひた走る当時の日本。
「こんな堅い雑誌、誰にも読まれるわけがない」
そんな声に囲まれてのスタートでしたが、
私たちの胸には一つの思いがありました。
「いつの時代でも、仕事にも人生にも
真剣に取り組んでいる人はいる。
そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」
この創刊理念の元に『致知』は船出をしたのです。
そして2年目の年、創刊メンバーだった藤尾秀昭が、
編集長に指名されるとともに、
オーナーからかけられたこの言葉が、
若い編集者の心に火をつけました。
「藤尾君、一つの雑誌をものにするのは
男子一生の仕事に値する」
「『致知』はいま、小さな苗木だ。
この苗木を大木にしてみろ」
そこから、『致知』という苗木を
大木にしていくための歩みが始まっていったのです。
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!