さまざまな鉱物資源に恵まれ肥沃な大地を持つ経済大国 第 2,978 号

 「中国が台湾を絶対手放せない経済的理由とは?」

「世界の石油市場を操作するロシアの外交戦略」

「タックスヘイブンを使いこなす北朝鮮の闇経済」

 複雑化する世界情勢を「お金」と「地理」から

考察する、おとなのエンタメ教養本が誕生! 

地政学に「お金の流れ」を加えれば、世界

の動きがよくわかる。富・経済・権力の

動きから解説。国家の盛衰パターン、

戦争の勝敗の意外な理由など、知

られざる真相から世界史の見方が変わる!

 ユダヤ、ローマ帝国、イスラム帝国、モンゴル

帝国、スペイン、大英帝国、ソ連……経済視点

で歴史に迫ると現代との類似点が見えてくる!

 アメリカの強みは、なんといっても国土の

広さと資源の豊富さだ。

アメリカの広い国土は、農業にも適している上、

金脈、油田、鉱山とあらゆる資源の宝庫なり。

アメリカが世界の経済大国にのし上がった

のは、第一次大戦のときだ。

 ドルを基軸通貨にして世界の覇権を握った。

アメリカは、第二次世界大戦でも国土が

戦災を受けなかった。

 経済を支えるロシアの巧妙な資源外交。

2022年2月、ロシアが隣国ウクライナ

へ侵攻した。欧米諸国は、ロシアに

厳しい経済制裁を課した。

だが、ロシア経済は持ちこたえている。

ロシア経済は、意外に盤石だった。

 ロシアは莫大な天然資源があり、広大な農地

もある。国内の需要を満たすだけでなく、

世界中に輸出され、世界経済の一翼

を担っている。経済制裁を受けて

も、最悪自給自足できる国だった。

 アメリカでシェールオイルの生産が爆発的に

増え、OPECのシェアが低下した。

シェールオイルというのは、岩盤層

から抽出して生成される石油のことだ。

 ロシア資源の買い手は、いくらでもいる。

ソ連崩壊後、ロシアの大混乱は、目端の

利く実業家にとっては、大きなビジ

ネスチャンスだった。ソ連時代に

要職にあった者で、目端の利く

者は、うまく外国から資金を

調達するなどして旧ソ連

企業群を安く買い取り、

瞬く間に大企業の経営者になった。

 ブラジルは、宗主国より経済力のあった南米の

巨人なり。ブラジルは、国土の広さは世界第

5位、さまざまな鉱物資源に恵まれ、肥沃

な大地を持つ南米で最大の経済大国なり。

 ブラジルは、ポルトガルから分家したような

国である。南米ブラジルは、植民地時代から 

経済的に大きな価値をもっていた。サトウ

キビ農場の成功や、金鉱脈が発見され、

ポルトガル本国より経済力があった。

 ブラジルの独立に対し、ポルトガルとしては

皇太子の国に攻め込むこともできず、また遠

く南米まで軍を派遣できる国力もなかった。

このためブラジルは大した戦乱もなく、

大きな国土のまま独立できた。

大村 大次郎 (著)『お金で読み解く地政学』

の詳細及び書籍購入はこちら ⇑

 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

スポンサードリンク

♥こちら噂の話題満載情報♥

ぜひ、いいね!を「ぽちっ」とお願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください