半世紀以上、世界各国の様々な分野の企業経営
の第一線に身を置いてきた新さん。
新さんが気づいた成功する人と
失敗する人の違いとは。
───────「今日の注目の人」───
新 将命(国際ビジネスブレイン社長)
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これまで数多くの経営者を見てきて感じて
いるのは、「成功する人は謙虚、失敗する
人は傲慢である」ということです。
リーダーにとって自信は必要不可欠ですが、
ややもすると自信は過信に、過信は慢心に、
慢心は傲慢に変わり、最終的には
破滅に至ってしまう。
傲慢な人は自分の考え方はすべて正しい
と思い、苦言や諫言を呈する人が疎ま
しくなり、そういう人を遠ざける。
ある日、気づいたら周囲にはイエス
マン、追従者しかいない。
そういう人は自分自身と
会社を滅ぼすのです。
反対に、謙虚な人は目まぐるしく変化する時代
の中で、その流れに取り残されず、勝ち残って
いくために、自ら変化成長を遂げようと
自己投資を惜しみません。
吉川英治の「我以外皆我師」という格言の如く、
あらゆる人や事象から学ぼうとします。
私は「美点凝視」という言葉が好きなのですが、
どんな人であっても、その人のよい点を見て学
ぼうとする謙虚さが大事であると思います。
最近よく若い人に言っていることは「一日
四回飯を食え」ということです。
三回の飯は朝昼晩にいただく
食事のことで、四回目の飯は……
※新さんのいう「四回目の飯」とは
どういうものなのでしょうか。
最新号でお読みください。
『致知』2017年6月号
特集「寧静致遠」P28
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!