こんにちは、
岡田です。
前回は「ウォーキングをすると痛む場合は?」でした。
歩くと痛む場合は原因別に3種類のパターンに分かれる。
これを防止する仕組みが歩行整体メソッドで、
事前に芽を摘むので痛みを予防できるという内容でした。
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歩行整体メソッドは3本の矢を使った回復~若返りのしくみ。
3本の矢とは1.潤滑整復術 2.体操&運動法 3.整体歩行。
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今回は「筋トレや体操をすると痛む場合は」
これを想定して解消法をお伝えします。
では、どんな時に痛みが出るのでしょうか。
いろいろなケースがありますが、
これをぎゅっとまとめて体系化すると、
うーん、いくつにまとめられるだろうか…(約10秒の沈黙)
答えが出たので進めていきましょう。
・骨格にゆがみがある場合(5割)
このパターンが一番多いですね。
なぜゆがみがあると痛むのかというと、
運動を行う前からすでに、
テンションがかかっている筋肉があるからなんです。
たとえば、
股関節にゆがみ(潤滑不全)がある場合、
片方の股関節支点が前にずれていると、
立位体前屈の時にそちらの太もも後ろが張ります。
始める前から片方の筋にテンションがあるので、
この部分の筋トレを行う場合は、
左右対象の動きをしても、
片方だけ負荷が強くなるわけです。
その結果、最悪の場合は肉離れ、
軽い場合は筋肉痛という形の痛みが出ます。
骨格はすべてつながっているので、
骨格のゆがみがある場合、
似たようなことが全身の筋肉で日常起こっています。
腰痛をはじめ首こり肩こりや、
しびれや関節の痛みなどの多くも、
骨格のゆがみによって発生しています。
別の表現をすると、
重心バランスが崩れているから痛むとか、
姿勢が悪くなっているから痛むとか、
そういう言い方をされることもあるでしょう。
対処法は、
関節の潤滑整復術が即効性もありべスト。
その他では、
ヨガやピラティス、ロルフィング、整体歩行など、
ゆがみの解消が可能な運動を継続する手もあります。
・やり方を間違っている場合(3割)
つぎに多いのは、
筋トレや体操のやり方が間違っている場合。
やりすぎや負荷のかけすぎなど、
みんな知っていることは省きますね。
たとえば、
骨盤スクワットを教えてもらったとしましょう。
その後、自宅でつづけた結果、
膝が痛くなったというよくあるケース。
つぎの来院時に確認してみると、
お尻が後ろに出るのではなく、
膝がつま先よりもずっと前に出ていたりします。
これはひざスクワットという別の筋トレで、
骨盤スクワットとは全く違う運動です。
この例のように、
筋トレや体操には必ず狙いがあります。
それが違う運動になってしまえば、
効果が出ないばかりか痛めてしまうのです。
対策としては、
その運動の狙いは何なのかを理解すること、
繰り返しチェックして精度を上げること。
その運動の狙いを理解したうえで、
姿見のような鏡で正しい姿勢かどうかをチェック、
慣れれば自分でチェックすることも可能です。
パーソナルトレーニングを利用すれば、
さらに確実に歩を進めることができるでしょう。
・筋肉や皮ふの潤滑が低下している場合(2割)
これはどういうことかというと、
筋肉が硬くなっている場合。
炎症など既に損傷している場合や病気は除きますね。
筋肉自体が硬化して伸長が不十分な場合や、
皮ふの潤滑が低下し筋肉の動きを妨げている場合など、
硬さが原因でうまく伸び縮みせず痛む場合ですね。
筋肉の性能が低下という感じでしょうか。
対策法は、
筋肉や皮ふの潤滑整復術を行うのがベストですが、
ストレッチ等でコツコツ行く手もあります。
これらの予防は、
常日頃から軟らかい筋肉を心がけて、
メンテナンスすることでしょう。
まとめると、
筋トレや体操で痛む原因のトップは、
体のどこかにゆがみ(潤滑不全)がある場合。
どうしても前に進めない場合は、
ゆがみの再点検が必要かもしれませんね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
第一の矢(関節、筋肉、皮ふの潤滑整復術)
第二の矢(筋トレや体操、姿勢矯正)
第三の矢(整体歩行)
これらを通じて、ゆがみの解消から弱点の補強、
そしてセルフケアまで一貫した回復から若返りまでの仕組み。
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第562号 2018年2月5日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!