こんにちは、
人類健康化の水先案内人
岡田宰治です。
前回は「体型によって必要なトレーニングは変わる!?」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12705836873.html
図入りはこちら
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12707345250.html
今回は「インナーマッスル再生が必要な体型」です。
前回の補足を兼ねて、
少し視点を変えて解説していきましょう。
・遺伝的に決まる3つの体型
もう一度ソマトタイプを見てみましょう。
1.内胚葉型(ぽっちゃり骨細タイプ)
・栄養の吸収がよく太りやすい
・りんごや洋梨のような丸い体型
・手首や足首が細く骨細傾向
2.中胚葉型(がっちり骨太タイプ)
・エネルギーの活用能力が高く体脂肪を落としやすい
・広い肩幅、卓越した筋肉、四角い体型
・手首や足首が太い骨太傾向
3.外胚葉型(スラッと骨細タイプ)
・栄養の吸収が悪いので外見は細身
・摂取エネルギーを効率よく消費するので太りにくい
・手首や足首が細く骨細傾向
この分類は一見簡単そうに見えますが、
他人と比べると分かりにくくなるし、
数値で割り出すのも見誤る可能性があるので、
遺伝的な繋がりがある身内と比較するのが良いでしょう。
参考になる例としては、
両親や兄弟、子供や祖父母などと比べ
手首足首の太さと全身の比率などが参考になります。
また体型は似ているのに骨の太さが違っていたり、
同じ食生活なのに太い細いが違っていたり、
運動能力の高い低いなども参考になります。
岡田はトレーニングまでカバーする治療家ですが、
パーソナルトレーニングのお客様19人を対象に、
この三つに分類してみました。
ぱっと見だけで判断するべきではないので、
上のようなことを聞き取りながら検討しました。
その結果は下のようになりました。
内胚葉型42%
中胚葉型26%
外胚葉型32%
この中で中胚葉型の場合は、
高齢者に偏っており、
内外胚葉型は40~50代の割合が高いという結果でした。
80~90代でトレーニングまでされている方は、
丈夫でがっちり体型の人が多いのですが、
その年齢で介護にかかっていないだけでも立派です。
今回のデータにはありませんが、
比較的若い40~50代の中胚葉型の人は、
若返り筋メソッドのような
緩いトレーニングでは満足できないことが多いからです。
・インナーマッスル再生が効く体型は
これに対し、
40~50代中心の内・外胚葉型の方の場合は、
運動や食事に注意を払っている方が大半で、
未来に向けての危機感があり、
運動が必要と考える方の割合が高いです。
ここでいうインナーマッスルとは、
大腰筋など体幹の深層筋を指します。
大腰筋は腰椎を両側から囲む様に付いているため、
背骨を補強する筋肉でもあります。
この大腰筋の発達度合いは、
運動能力にも深く関わっていますが、
骨の太さとは因果関係があります。
このことから中胚葉型の人は、
骨太であると同時に大腰筋も発達していますが、
内・外胚葉型の人は骨格が細いので、
大腰筋の筋力が弱くまた低下しやすいのです。
日頃から観察していて気づくことは、
食事や運動不足に気を遣っている人の多くは、
内・外胚葉型の人だということです。
なぜなら、
内胚葉型の人は太ることを心配しながら、
外胚葉型の人は筋肉不足を気にしながら、
食事と運動に高い関心があるからです。
・内外胚葉型の人の両極端は
幼少期から運動を重ねて成長した人は別として、
こういう骨細タイプの人達は、
元々インナーマッスルの発達が悪いので、
運動が苦手になったりしやすいのです。
確かに、運動苦手で運動不足の人が、
そののまま老化していけば、
介護のお世話になる可能性が一番高いのですが、
ここで二つに分かれます。
その両極端とは、
親や年上の人を観察するうちに、
未来の自分に置き換えて考える人と、
自分のこととして考えられずに流される人です。
前者は運動や食事に気をつけるので、
高齢になっても健康で元気である可能性が高く、
後者は行き当たりばったりで、
高齢になると確実に介護される側になります。
自分の身体は自分で守る、
こう考えている人は少数派ですが、
私たちはこういう人を応援したいと考えています。
これは言葉を換えると、
健康寿命を伸ばし生涯現役を支援するとなります。
・健康寿命を伸ばすための肝
健康寿命を伸ばすための肝は、
若返り筋などインナーマッスルの再生です。
なぜなら、
弱ったインナーマッスルの再生によって、
大きなメリットが得られるからです。
たとえば、
姿勢が良くなり疲れにくくなる、
長道を歩いたり長時間立つのが楽になる、
各種運動の能力が上がるなどの変化が現れます。
特に80代など高齢者の場合は、
バランスを崩しにくくなる、
片足立ちで立てるなど転倒の不安が減り、
安定感が大幅に向上するからです。
この体幹のインナーマッスルは、
運動負荷が軽いエクササイズなので、
運動が苦手な人や高齢者でもできます。
内・外胚葉型の人の体力低下対策にはドンピシャであり、
てっとり早い健康法として取り入れると良いでしょう。
体幹インナーマッスル専用のトレーニングには、
TSURUKAME体操などがありますが、
ゆっくりした呼吸が乱れないリズムで行えるので、
体力に不安がある方には特に向いているでしょう。
これらのトレーニングの為に養成されたのが、
若返り筋メソッド認定トレーナーです。
彼らは健康寿命を伸ばすための
運動面でのインストラクターなので、
必ずあなたのお役に立てると信じています。
今年から始まったばかりの制度ですが、
若返り筋メソッド認定トレーナーが、
全国に続々と誕生しています。(現在15名)
毎月、認定トレーナーの皆様とともに、
無料Zoomセミナーを行っています。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12124729178.html
※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12128671549.html
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若返り筋メソッド座学&実習(少人数制)
・1月8日(土)18~20時(当研究所)専門家向け
セミナーの日程は↓から
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『10年後の常識!健康のツボ』
第757号 2021年11月2日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!