どんなに辛つらくても生きていればこそ希望が生まれる 第 2,784 号

重度熱傷全身41%、手術回数33回、
切除した皮膚1.5キログラム……
16歳当時のバイク事故により、
古市佳央さんが味わった痛苦の一部です。

外見と手足の機能を損なう絶望は以後、
心に長く影を落としました。
しかし、古市さんはいま、
自らを世界一幸せと言い切り、
生きる喜びを歌っている。
何が心に光を点したのでしょうか。

─────────────────

(――古市さんは35年前、
バイク事故で全身大火傷を負いながら、
奇跡的に一命を取り留められました。

これまで講演家、歌手として
10万人以上の聴衆の前に
立ってこられたそうですが、
命についてのお話は特に身につまされます。

(古市) 
ありがとうございます。

2000年からずっと、講演を続けてきました。
歌を始めたのは6年ほど前、
知り合いのアーティストに薦められてからです。

音楽は齧っていたとも言えないくらいの
経験しかありませんでした。
でも、最近では僕の歌を聞いた北海道の方から
「いろんなアーティストの歌を聴いてきたけど、
初めて心に刺さって、涙が出ました」
とまで言ってもらえました。

僕は作曲ができないので、伝えたい
メッセージを決めて一気に詞を書きます。
もっと歌が上手な人はごまんといるでしょう。
ただ、この歌を歌えるのは僕しかいない、
そう思って歌っています。

(――講演と歌で、
一貫して伝えておられることは何ですか。)

(古市) 
一つは、どんなに辛つらくても
生きていればこそ希望が生まれる。
立ち直るチャンスもあるということです。
僕は事故に遭ってから、自分が世界で
一番不幸な人間だと思い込んでいました。
でも、もし死んでいたらすべて終わり、
いまの幸せな自分はいませんでした。

世の人の多くは、社会人とは、
大人とはこうあらねばならぬ
という観念に囚われて自分を苦しめています。

でも、辛かったら弱音を吐いていい。
生きているだけで幸せなのであって、
それ以外は付録のようなものなんです。

皆さんの問題を直接は解決できませんけど、
死を考えている人の心を
生きる方向にスイッチさせられたなら、
それが究極の喜びです。

(――16歳、高校1年生での事故は
なぜ起きてしまったのですか。)

(古市) 
事故に遭ったのは4月2日、
何も特別なことはない当たり前の一日でした。
家でいつも通り朝ご飯を食べ、遊びに行った
帰り、夜道をバイクで突っ走っていました。

途中で小雨が降り始めたので、
急いで帰ろうと……

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古市さんのインタビューには、

●当たり前の一日に始まった地獄
●死への恐怖と家族の愛
●病院から踏み出して感じた
 世間の冷たさと温かさ
●幸せを感じる力が運命を決する

など、心に明るい灯が点り、
生きる力が湧いてくる内容が満載です。
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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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