今回のテーマはシリーズの根幹をなす
「記憶法」。偏差値30だった著者が
たった3カ月で偏差値70にジャンプアップ。
2009年のビジネス書ランキング年間1位に輝い
た『本当に頭が良くなる1分間勉強法』(57万部)
を筆頭に、『1分間英単語』『1分間古文単語』
などシリーズ130万部を超えるベストセラー
となった石井貴士氏の1分間シリーズ。
その最新刊となる本書では、1分間シリーズの
根幹をなす「記憶法」を取り上げる。この『1
分間記憶法』、一言であらわすと、「誰も
が天才になれる記憶法」と言える。
「昔から、暗記が苦手なんです。暗記さえでき
れば、成績も上がるのに……」「生まれつき、
記憶力が悪いんです。もう、こればっか
りはどうしようもありません」など
記憶力の無さを「頭の悪さ」「生
まれつき」として嘆く声は多い。
しかし、実は記憶力に良い悪いもない。ある
のは記憶のメカニズムに適った「記憶法」を
知ってるかどうかである。つまり、記憶の
メカニズムに適った記憶法を理解し、マ
スターすることで、誰もが記憶の
天才になれるのだ。
「記憶の天才」になるための必勝法は、
1日9回復習すること。3回×3セット
で、9回。朝昼晩やる。これが
記憶の天才になるための必勝法だ。
見るスピードは、書くスピードの6倍だ。
1分間で、60回みることができる。
1単語1秒で、目で見て覚える訓練を、3か月
以上やり続ければ、超記憶力がつく。
書いて覚える。♠ 触角と視覚。
音読して覚える。♦ 味覚と視覚と聴覚。
以上のことより、音読のほうが、単純に
考えて、1.5倍優れている。
さらに優れた方法論は、「音読して、歩き
ながら覚える」ということだ。
これをやると、歩くという行為が「触覚」に
当たるため、五感のうちの、臭覚の除いた、
触覚、視覚、味覚、聴覚の4つが使える。
暗記は、五感を使え。
音読して、歩きながら覚えよ。
石井貴士『1分間記憶法』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!