どんな人でも記憶力を劇的にアップさせることができる 第 2,078 号

 今回のテーマはシリーズの根幹をなす

「記憶法」。偏差値30だった著者が

たった3カ月で偏差値70にジャンプアップ。

 2009年のビジネス書ランキング年間1位に輝い

た『本当に頭が良くなる1分間勉強法』(57万部)

を筆頭に、『1分間英単語』『1分間古文単語』

などシリーズ130万部を超えるベストセラー

となった石井貴士氏の1分間シリーズ。

 その最新刊となる本書では、1分間シリーズの

根幹をなす「記憶法」を取り上げる。この『1

分間記憶法』、一言であらわすと、「誰も

が天才になれる記憶法」と言える。

 「昔から、暗記が苦手なんです。暗記さえでき

れば、成績も上がるのに……」「生まれつき、

記憶力が悪いんです。もう、こればっか

りはどうしようもありません」など

記憶力の無さを「頭の悪さ」「生

まれつき」として嘆く声は多い。

 しかし、実は記憶力に良い悪いもない。ある

のは記憶のメカニズムに適った「記憶法」を

知ってるかどうかである。つまり、記憶の

メカニズムに適った記憶法を理解し、マ

スターすることで、誰もが記憶の

天才になれるのだ。

 「記憶の天才」になるための必勝法は、

1日9回復習すること。3回×3セット

で、9回。朝昼晩やる。これが

記憶の天才になるための必勝法だ。

 見るスピードは、書くスピードの6倍だ。

 1分間で、60回みることができる。

 1単語1秒で、目で見て覚える訓練を、3か月

以上やり続ければ、超記憶力がつく。

 書いて覚える。♠ 触角と視覚。

 音読して覚える。♦ 味覚と視覚と聴覚。

 以上のことより、音読のほうが、単純に

考えて、1.5倍優れている。

 さらに優れた方法論は、「音読して、歩き

ながら覚える」ということだ。

 これをやると、歩くという行為が「触覚」に

当たるため、五感のうちの、臭覚の除いた、

触覚、視覚、味覚、聴覚の4つが使える。

 暗記は、五感を使え。

 音読して、歩きながら覚えよ。

 石井貴士『1分間記憶法』

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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