もって生まれた自分の心を変化させていくことこそが.我々が生きる目的 第1,148号

1 外食産業のパイオニアが語る人生の法則

2 創刊40周年「致知と私」/稲盛和夫

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1 外食産業のパイオニアが語る人生の法則
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  横川 竟(高倉町珈琲会長)

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 「すかいらーく」創業者にして、80歳の

いまも新感覚グルメカフェ「高倉町珈琲」

を東京近辺を中心に展開する横川さん。

 数々の困難を乗り越えられた先に掴まれ

た人生に法則についてずばり伺いました。

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──では、人生を成功に導く上で大切な

ことは何だとお考えでしょうか?

 それは、裏切らないこと

じゃないですかね。

 商売っていうのは誰かが儲かって誰かが

損をするものではなくて、皆が生きて

いくために少しずつ儲かって、なお

かつお客様のためになることを

やることだと思うんですよ。

 そのためには、まず、一緒に仕事を

している人たちを裏切らないこと

じゃないでしょうか。

 信頼があれば、何か小さな失敗をしても、

それくらいいいよってことになるでしょう。

 許してもらえるんですよ。

 ところが、信頼がないと、不信感という

小さな穴があき、そこからあっという

間に全部崩壊していく。

 会社は外部要因ではなく、内部

のことで潰れるからです。

──信頼がすべてであると。

 その点、一人の人間の過去全部が物を言

うわけで、僕で言うと80年という歴史

の中でどれだけ信頼を築いてきたかですよ。

 お金のことについても、何か仕事を一緒

にするにも、あるいは買収するにして

も、あの人ならいいよねっていう

のは、結局はどれだけ信頼が

あるかにかかっている。

 それは口で言うことではなく、その人

がやってきた歴史そのものだ

と僕は思いますね。

 お店にしてもそうです。

 今後はこの人がいる店なら部下の人も

ちゃんとしている、この店なら何を

食べても大丈夫と思っていただ

けるという信頼を得られる

店が、選ばれる時代が

来ると僕は思いますよ。

     ─────

 本誌では外食産業の雄「すからーく」の

創業から、今日に至るまでの波乱万丈

の歩みをじっくりと語っていただています。

 『致知』2018年10月号【最新号】

       特集「人生の法則」P38

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2 創刊40周年「致知と私」/稲盛和夫
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 心を高める探求誌『致知』、創刊

四十周年おめでとうございます。

 心を高める、とはどういうことなのか。

 それは生まれたときよりも少しでも

美しい心を重ねつつ、生ある限り

生き抜くことだと考えています。

 また、そのような美しい心へと、もって

生まれた自分の心を変化させていくこと

こそが、我々が生きる目的です。

 さまざまに苦を味わい、悲しみ、悩み、

もがきながらも、生きる喜び、楽し

みも知り、幸福を手に入れる。

 そのようなもろもろの様相を繰り返し

ながら、一度きりしかない現世

の生を懸命に生きていく。

 その体験、その過程を磨き砂として

己の心を磨き上げ、人生を生ききる。

 その道標としての存在が『致知』

にはあると思います。

 日本人の心の拠り所、そして人間の

善き心、美しき心に光を当てる

良書として、今後も燦然と

輝き続けることを心より願っております。

   ──稲盛和夫(京セラ名誉会長)

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 いま求められているのは「人間力」
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今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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