『致知』11月号のトップ対談には、
誰もが「助からない」とさじを投げた
患者さんの命を救ってきたスーパードクター、
脳神経外科医の佐野公俊さんと
上山博康さんがご登場。
お二人の対談を読んだ方からは、
「こんな日本人がいたのか」
「自分の人生観・仕事観が一変した」などと、
感動の声が続々と寄せられています。
注目の対談の一部をご紹介します。
★読めば生きる力が湧いてくる。
佐野公俊さんと上山博康さんの
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(上山)
……佐野先生は、大きな転機になった手術など
はありますか。
(佐野)
転機かどうかは分かりませんけれども、
AVM(脳動静脈奇形)の子の手術をした時に、
いろいろと想定外のことが起こり、
命は助けることができたものの、
麻痺をつくってしまったんです。
この時に、たとえ自分が直接手を
下さないところがあっても、
手術は最初から最後まできちっと
見ていなければならないこと。
立場のある人間は、すべての責任を自分で
負わなければならないことを改めて教えられ
ました。
(上山)
佐野先生は若くしてトップになられましたよね。
責任ということでは大変だったでしょう。
(佐野)
ええ、助教授になったのが35歳、
教授になったのが55歳でしたからね、
責任ということには常に向き合ってきました。
上山先生の土下座の話にも通じますが、
やっぱりトップの人は何があっても
周りや部下のせいにしたら駄目ですよ。
いろんな理由で上手くいかなかったとしても、
最後は自分が全責任を負うんだという姿勢で
一所懸命やっていくことが大事です。
それを「あいつが悪い」「誰がやった」と、
周囲のせいにするからおかしくなるんです。
(上山)
私も若い頃、ある手術で大失敗した時、当時
の上司に電話してすぐ来てもらったのですが、
その上司は患者さんに触れてもいないのに
さっと術着に着替えてご家族に謝罪されたんです。
誰が手術したともいわずに。
その姿から現場に任せても、責任はトップが
とる。トップ・上司のあるべき姿を身をもって
教えられました。
(佐野)
上山先生とお話ししてきて改めて思うのは……
★この続きは本対談をご覧ください。
・事前の準備を徹底する
・人生を変えた運命の出会い
・患者さん、病気に命懸けで向き合う覚悟
・努力する者にのみ神の啓示がある
・厳しい道を選ぶことが運を招き寄せる
など、常に生死のぎりぎりの現場で戦ってき
たお二人の珠玉の教えが満載です。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!