恐慌が生んだベストセラー! 日本で最も恐れ
られ愛された男の悲劇
♣封印され続けてきた原稿が語る驚愕の真実!
♣「裏社会の帝王」「最後の黒幕」「謎の
日韓大物ロビイスト」の素顔
♣獄中の許永中との60通を超える往復書簡が
語る悲劇
♣「朝鮮部落」と呼ばれた被差別部落の不条理
♣政財界と裏社会をつなぐ「闇の伝達人」の役割
出版社から忌避され、封印され続けた原稿は、
ベストセラーに――そして待望の文庫化!!
大阪・中津からスタートし、数多くのバブル
企業家、政治家、ヤクザ、企業舎弟、フィク
サーたちを取材して得られた許永中の実像
は、「稀代の詐欺師」などではなかった!
「バブルの申し子」は何を守り、何を実現
しようとしていたのか
「謎の韓国人青年実業家」から始まり、
「裏経済界の帝王」「最後の黒幕」
「アングラ社会の代理人」。
かつて老舗商社イトマンを舞台にして、一躍
名を馳せた許永中は、そう呼ばれてきた。
たしかにある時期の許永中は、光り輝く政
財界と暗い闇世界の接着剤として、その
力をいかんなく発揮してきた。
許が長年にわたって築き上げてきた人脈
は、裏社会や政財界のみならず、華や
かな芸能界にまで及んでいる。
本人は手っ取り早く豊かさを手にする
手段として、裏街道を歩んだ。
やがて、その実行力と錬金術を駆使し、見た
こともないような巨万の富を手にする。
「闇の帝王」「稀代の詐欺師」「最後の
フィクサー」「謎の日韓大物ロビイ
スト」許を語る表現は数多い。
だが、それらはどれもあてはまらない。
黒幕と称される許永中は、日本の社会に
おける「闇の伝達人」だった。
とりわけ、政財界は、彼を歓迎し、
役を与えてきた。
「トンネルの出口は断崖絶壁だった」
許永中はそう語った。
アウトローから抜け出せなかった在日の
二世は、じつは自ら歩んだ道を自覚して
いたのかもしれない。
森功『許永中:日本の闇を背負い続けた男』
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!