「時間というのは、誰にとっても命の
断片だ。人はこの世に生まれてから、
誰もが時計の秒針と共に死に向
かって生きている。
そして唯一、時間だけは全人類に
平等に与えられている。
ビル・ゲイツも
ウォーレン・バフェットも
孫正義も
君も
私も平等に、1日24時間が
与えられている。」
20代・30代から圧倒的支持を得る
千田琢哉氏、待望の時間論。
もっと自由に生きるための時間の
ルールを明らかにします。
1分遅刻というのは、相手を軽く見ていた証拠だ。
待ち合わせの約束をした相手のことよりも、つい
自分の都合を優先したことが1分遅刻の本質である。
時間というのは、誰にとっても命の断片だ。
挨拶するかどうか、いちいち迷わない。
結婚するかどうか、いちいち迷わない。
1秒迷ったら、それは運命の人ではない。
指示された雑用の理由を、いちいち聞かない。
雑用の理由なんて相手から教えて
もらうものではない。
つべこべ言わずにさっさとやって、自分で
気づいていくものだのだ。
返事のレスポンスとその人の好感度は
見事に比例している。
レスポンスが速い人は、周囲のすべてが
応援してくれるようになる。
レスポンスの速い人にチャンスは一極集中する。
わずか1秒にも満たないこの差で、人生が
決まってしまうのだ。
前置きは、後回しにする。
これは商談やプレゼンでも同じだ。
「この度は貴重な時間をいただきましたので、
前置きは後回しにして本題に入ります」
そう述べてからさっさと本題に入ればいい。
相手は心の中で拍手するだろう。
仕事の電話は1分以内。
1分以上、睡魔と闘わない。
自然に目が冴えてくるようなことで、
人生を埋め尽くそう。
1分以上迷ったら、やらない。
打ち合わせは、立ち話で済ませる。
立ちっぱなし会議なら、
時間が一気に短縮できる。
取材やインタビューは、5分前に切り上げる。
一番見事だったのは、大手新聞社に掲載される
ために取材を受けた女性ライターだった。
見事に本質をえぐる質問をし、完璧な取材が
終わった瞬間に時間を見たらピッタリと
約束の5分前だった。
これは本物のプロだなと、いたく
感動したものだった。
同時に圧倒的な準備をしている
ことに気づかされた。
圧倒的準備をしている人は、インタ
ビューの時間が極めて短い。
お礼状は当日書いて、当日投函する。
お礼状を100枚出し続けると、きっと
あなたの人生に変化が起こる。
商談終了後、その日のうちに方向性の
確認メールをする。
クレームを受けたら、即日レスポンス。
もちろん自分は担当者ではないからと
いって、逃げ腰ではいけない。
当事者意識を持ってきちんと対応することだ。
そのための組織なのだから。
提出物は前の日付になるように仕上げる。
提出物をいつ提出するかでその人の
将来はわかってしまう。
「念のため本日はいかがですか?」と聞いてみる。
成功者にアポを取る場合、盲点になっている
日がある。
それが「本日」だ。
入社1ヶ月で辞めた新人は、意外に成功している。
本気というのは、模範解答や常識をぶっ飛ばす
スピードなのだから。
入社1ヶ月以内に、ちょっと成果を上げて
おくと、後が楽。
新しい組織に少しでも早く馴染みたかったら、
マイナーなことでもいいから1ヶ月以内に
成果をあげておくことだ。
これは新人だけでなく、中途入社の人も同じ。
コピー取りのスピードや会議の議事録
作成で認められることだ。
電話やメールのレスポンスの
速さでもいいだろう。
支払日を前倒すと、人とお金が集まってくる。
支払日の前倒しが人望を築いていくことに
気づかされる。
来月の目標達成は、すでに今月決まっている。
優秀な人材は、来月のノルマは今月
すでに達成している。
あなたも前倒しのリズムを構築するためには、
今まさにやっている仕事を前倒しにする
ことからスタートだ。
1ヶ月かかると思い込んでいる仕事は、
1週間で終わる。
新しい仕事は、2週間で大枠を
掴む癖をつける。
最初の1週間は社内で業界に詳しい人材に
レクチャーを受けながら、業界紙を2年分
通読してひたすらインプットする。
次の1週間はプロジェクトメンバー同士で
教えあいのアウトプット。
「周囲が困るから今年は辞められない」は、嘘。
ハッキリ断言しよう。
社長でさえ、今すぐ辞めてもらっても誰にも
迷惑はかからない。
そのために会社には取締役が複数いるのだ。
取締役とは「いつでも社長の代わりが
できます」ということ。
1年間袖を通さなかった服は、
まとめて処分する。
普段着すべてを勝負服にしておけば、
毎日元気に生きていける。
準備ばかりしていると、本番なしで
人生は終わる。
多くの作家達の書籍や記事を丹念に読み
込んでいくと、あることに気づかされた。
作家になる前までは猛烈に読書して
インプットばかりしていたが、ある
瞬間から突如アウトプットに
シフトしていった。
読書のペースを落とした瞬間、作家に
なれたというわけだ。
お礼を言いそびれた人には、今から
でもお礼を伝えておく。
千田琢哉『君にはもうそんなことして
いる時間は残されていない』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!