日本を代表する女優の黒柳徹子さんが
「尊敬してやまない」と讃える福島智さん。
福島さんは3歳で右目を、9歳で左目を失明、
14歳で右耳を、18歳で
ついに左耳の聴力まで奪われてしまいました。
しかし、絶望の淵から希望を見出し、
盲ろう者として初めて大学進学を果たします。
そのお二人が語り合う、人生の支えになる
教えや言葉とは――。
★いまこそ『致知』に学び、教養と見識を
高めよう!
人生・仕事の指針になる言葉や教えが満載!
月刊『致知』最新号の詳細はこちら
───────────────────
(黒柳)
仕事を始めて15年目に、これから先もこの
仕事を続けていけるものかどうか
考えてみようと思って、1年間仕事を休み、
ニューヨークへ行ったんです。
そこで学んだのは、女は生きていくのが
大変だ、ということ。
あの街はお婆さんが凄く多いのですが、
「リブ(生きていく)も大変。
リーブ(去っていく)も大変」
なんて歌も習いました。
そんなある時「ニュースショーを始める
から司会をしてほしい」
と日本から連絡があったんです。
(福島)
それでもう一度日本へ。
(黒柳)
でも私にはあんまり、こうしたい、
ああしたいという野望はないんです。
いまここにあるものを、
どうすれば切りひらいていけるかという
考えで生きてきたので。
ただ、努力はしますよ。
俳優の渥美清さんは私の芝居をよく
見に来てくださったのですが、感想は
「お嬢さん、元気ですね。元気が一番」
といつもそうでした。
また長年指導していただいた
劇作家の飯沢匡先生も、
台本をどう演じればよいかを伺うと
「元気におやりなさい。元気に」
とおっしゃった。
(福島)
お二人とも元気が大事だと。
(黒柳)
その頃は元気だけでいいのかなと思ったん
ですが、いまとなれば……
★この続きはWEBchichiで!詳細はこちら
★各界一流の方々が多数ご登場!
最新号「鞠躬尽力」!
詳細・ご購読はこちら
───────────────────
あなたの人間力を高める月刊誌『致知』
───────────────────
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!