緊急出版! ロシアを見てきた外交官が、
ウクライナ戦争と日本の今後を徹底解説!
私たちの自由と民主主義を守るために、
知るべきこと。そして、考えるべきこと。
◎ なぜプーチンは戦争に打って出た? ⇒
「ロシア帝国」というロシア観
◎ バイデンは「梯子を外した」のか? ⇒
日本人は「同盟」を理解していない
◎ ウクライナは今からNATOに入れない? ⇒
病人は保険に入れない
◎ 中国はロシアにつく? ⇒
裏切る可能性あり
◎ 日本の安全保障は?⇒ 米国の庇護下に
あると思い込んでいる現状は危険
地政学、歴史、経済といった多角的視点から
「複雑なロシアの事情」を明快に伝える。
そのうえで、国際社会との関係を再考し、
今後、日本の私たちはどこに焦点を当てながら、
ニュースを見、政治を考えていけばよいのかが
わかる。
平和ボケか、大げさな超国家主義しかない、
戦後の日本を脱却するには。
ロシア軍の通信体制は、弱い。
日本にとっての満州は、プーチンに
とっての東ウクライナなり。
プーチンは狂っていないが、住む時代が違って
いるのである。
バイデンは、「東ウクライナ=緩衝地域」
の腹だった。
2014年、ロシアが武力でウクライナから
クリミア半島を奪ったことへの制裁として、
西側諸国が先端技術をロシアには出さない
ようにしたことが、通信問題にも響いた。
必要な半導体、つまりマイクロチップを自分で
作れず、輸入もできないので、ロシアはいまや
宇宙を使ったGPSの体制も維持できなくなって
いる。それに昔から、ロシアは軍事予算が
横領されることで有名だ。
戦争は、情報収集、評価、シュミレーション、
補給「ロジ」能力が命である。
ナマの戦争は、まず敵の地理、地形、交通路
など十分調べておかないと攻め込んでから立ち
往生してしまう。そして敵の持っている武器、
兵員、士気なども調べておかないと、悪く
するとこちらが全滅する。よくいう、情報
収集とその分析、インテリジェンスが
絶対に必要なり。
プーチンは、KGB出身。警察や軍隊は秘密
体質が強い。敵に情報がもれると捜査や作戦に
差し支えるから、部下に何のために何をするのか
全容を言わない。ただ細かい具体的な任務ばかり
を言いつけて、情報は自分が一手に独占する。
今回のウクライナ作戦がそうだった。大臣たち
も、そのほとんどはこれを事前に知らなかったし、
軍や情報機関の中堅幹部でも、これを知らなかった。
河東 哲夫 (著)『日本がウクライナになる日』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!