毎年大好評、今年も長谷川慶太郎氏が
大胆予測を展開します。
EUは崩壊寸前状態──この先どうなる?
アメリカ・トランプ旋風の真実──世界は
こう動いている。
中国産業は今や無政府状態化。
そして、デフレ時代、日本が世界経済を引っ張り、
トップランナーに躍り出る!
本書を読めば、2017年の動向がすべてわかります。
インドのタタ・グループがイギリスから撤退を
始めている。
ドイツ最大手のドイツ銀行が危ない。
ドイツ銀行はこのまま行ったら、破綻する
のは目に見えている。
その大きな要因は、フォルクスワーゲンだ。
アフリカの中間管理職はインド人が
押さえている。
資源の面でアフリカが一番恵まれているのは、
非鉄金属である。
日本の重工業の強さも健在である。
世界で大型の原子力発電所をつくれる工場は
3つしかない。
三菱重工業、日立、東芝だ。
インフラ投資は「メタンハイドレート」と「道路」
に重点を置くべきである。
スピーチの重要性について。
第一次大戦前、ヨーロッパに日本陸軍が使節団を
送って視察した。
その報告の中で、大規模な演習が終わった後、
演習のプロセスを指揮する統裁官(演習の最高指揮官)
が原稿もなく、正確かつ詳細に成果を論じたことは
感に堪えない、というくだりがある。
ドイツの高級指揮官が原稿なしで講評できるのは、
論理的にきちんと話をする訓練を幼年学校から
やっているからだ。
日本でそういう教育はなかった。
今の自衛隊もやっていない。
だから、しゃべるのが下手だ。
なめらかにしゃべっていると思ったら、
みんな原稿を読んでいる。
私はこれまで200冊ほどの本を書いてきたが、
ほとんど全部テープに吹き込んだものを
文字に起こしたものだ。
自分で書いてまとめた本はない。
手書きで原稿用紙の升目を埋めると1時間で
2000字が限度だ。
ワープロを使えば4000字、テープに吹き
込むと1万3000字である。
この生産性は大きい。
今から30年前から、私は、しゃべる
訓練を始めた。
何をやったかというと、テープに吹き
込んで聞き直すのである。
最初は使い物にならないレベルだったが、
改善できた。
大事なことはまず声だ。
言葉尻がはっきりしていて、一つひとつの単語が
明確に聞き取れる言葉をしゃべる。
また2度、3度、同じ言葉を使ってはいけない。
それから、論理的な組み立てが必要である。
いずれも訓練で、できるようになる。
長谷川慶太郎『2017年・世界の真実』
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!