下山には上りの時には味わえない喜びもあると思うんです 第 2,977 号

各界で活躍する方々が多数ご登場の本号には、
人生いかに生きるべきか、
そのヒントがぎっしり詰まっています。

本日は、注目の表紙対談、
五木寛之さんと青山俊董さんの
【取材手記】を配信いたします。

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『致知』1月号の特集は「人生の大事」です。

トップを飾っていただいたのは、
希代のベストセラー作家の五木寛之さんと
曹洞宗僧侶の青山俊董さん。
共に90代の坂を歩み始めた
お二人による奇跡の対談が実現しました。

いくつになってもダンディな五木寛之さん。

対談会場には杖を突いて入室されたものの、
その立ち居振る舞いの格好よさに思わず目を
奪われます。


「私は以前『下山の思想』という本を
書いたことがあります。
人生の前半は必死で山頂を目指すばかりで、
他のことを考える余裕もありませんけど、
人生の後半生では昔のことに思いを馳せたり、
それまで目に留まらなかった景色に感動したり
しながら優雅に山を下っていくことができる。

下山というとマイナスに捉えられがちですが、
下山には上りの時には
味わえない喜びもあると思うんです」

独特の視点で人間を深く洞察する五木さんに、
人生百年時代を歩んでいくための
有益なヒントを与えていただきました。

片や、日本を代表する尼僧として、仏道の
普及に尽力し続けてこられた青山俊董さん。

以前は僅かな睡眠時間でも
平気で活動できていたにも拘らず
この4、5年で立て続けに
大きな病に見舞われたとのこと。

まずは……

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 今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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