表面上はみんな笑顔で接してくれるかもしれ
ない。表面上はみんな敬意を払っているふり
をするかもしれない。ところが、世の中は
社交辞令ではなく、本音で成り立っている。
本書は、「できる人」が正当に評価される
ためのコツを公開した。ぜひ、あなた
と共に咲く人生を歩みたい。
あなたの周囲にも「優秀なのに」パッとしな
い人生を送っている人がいるだろう。理由は
簡単だ。その人が嫌われているからだ。
「デキル人」より「好きな人」に仕事は殺到
する。エグゼクティブたちは「できる人」よ
り「好きな人」を出世させようとする。
これが厳然たる事実だ。
運のいい人は、何だかんだ言って
好かれている人。
お金は、本音の人気投票券。
もしお金持ちになりたかったら、勉強して
魅力的な人間になることだ。魅力的な人
には、長蛇の列を作って人がお金を
運んでくれるようになる。
同じ話を何度も聞ける人が、信頼される。
別れ際のお辞儀が美しい人は、別れた後に
「感じのよさ」を残すことができる。
どれだけ事前準備をしてきたかは、手に
取るようによくわかる。
ここでどれだけ本音情報を収集できるかが、
プロジェクトの成否を決めた。だから特に、
新米のうちはインタビューのコツを徹底
的に叩き込まれた。その中で私が今で
も死守しているものに、「捨てる」
というスキルがある。100の準備
をしておいて上澄みの一だけを残し、
残りの99をあっさり捨てるということだ。
捨てた99は、無駄にはならない。それどころ
か捨てた分だけ相手に、「コイツは相当準備
をしてきたな」と伝わる。「これだけ準備
をしてきたのなら、極秘情報を教えて
やろう」と応援される。
敬意を払うということは、すべてにおいて遅れ
ないということだ。なぜなら時間とは誰に
とっても命の断片だからである。
髪と靴に艶があると、安心感を与える。
心の中で見下していると、ふと
した瞬間に必ずばれる。
イヤな仕事をイヤイヤ引き受けると、窓際直行。
入社間もない頃は、社内の雑用をやらされる
ことが多い。朝から晩まで雑用の嵐だ。これ
は誰もが経験する通過儀礼だと考えていい。
雑用から抜け出してクリエイティブな仕事を
させてもらえるか否かは、与えられた雑用を
仕上げるスピードと質で判断されているの
だ。雑用を引き受ける際にイヤイヤ引き
受けると、ますます雑用の嵐になる。
嬉々として雑用を引き受けて周囲の倍速
で美しく仕上げると、まもなく雑用
を取り上げられる。
若手社員の躾・マナーは、その会社
の格式を露呈する。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!