世界覇権を目指す中国の野望を阻止することができる 第1,538号

 今からちょうど80年前、第2次世界大戦が

はじまりました。日本は、その2年後、真

珠湾を攻撃。敗戦必至の戦争に突入しました。

 この悲劇を二度と繰り返さないために、日本

はどう動けばいいのでしょうか?知りたい方

は、迷うことなく、この本をご一読ください。

 私がこの本を書きはじめる目的は、大きく

2つある。1つが、米中覇権戦争が、わが

国にとって「深刻な問題」であること

を理解していただくこと。

 2018年、アメリカと中国の対立が激化した。

それは「米中貿易戦争」などと呼ばれている。

しかし私は、「米中覇権戦争」と呼んでい

る。そう、これは「覇権」「世界の支

配権」をかけた、アメリカと中国の戦いなのだ。

 日本政府は、「米中対立」を「覇権戦争」と

認識していない。「もっと軽いもの」と考え

ている。すると、政府の動き自体が「軽

く」なってしまうのだ。

 「このままでは、中国に技術覇権を奪われて

しまう!」という焦りがアメリカにはある。

「中国の夢」「一帯一路」「AIIB」「中

国製造2025」これらは、どれもアメ

リカの支配者たちをイラつかせ、

恐怖させ、「中国打倒」を決意させるものだ。

 「覇権を奪われる」という恐れが、

中国叩きを加速させるのだ。

 情報戦で、アメリカは有利。理由は、そも

そも中国が「人権侵害超大国」だから。ア

メリカはウイグル問題を情報戦に使う。

 外交戦では中国が有利である。中国は、SCO、

一帯一路、AIIB、BRICSなどの枠組みを使い、

味方を増やしている。トランプには、「味

方を増やす」という発想がそもそも

ないように見える。

 日本でも、自民党が増長し悪政を行うように

なると、時々政権交代が起こる。しかし、

交代は選挙によって行われ、流血

の事態は起こらない。これが、

日本の強さと安定性。

 実際の革命なしで、平和裏に「革命的」

なことを起こせる。これが、民主

主義国家の強さだ。

 ところが中国では、そうはいかない。

中国人が「政権交代」を望むなら、

革命を起こすしか方法がない。

 ロシア人の「領土観」は日本人とかなり

異なる。ロシアの起源は、882年頃に

成立した「キエフ大公国」。だか

らロシア人に「固有の領土は

どこですか?」と聞けば、

「キエフ周辺だ」となる。

 ところがそこは現在、他国ウクライナの首都

になっている。つまりロシア発祥の地は、外

国にある。ロシアはその後、東をどんどん

征服して、19世紀半ば極東にたどりつく。

そして、中国から極東を奪うまでになった。

 ロシアのほとんどは、「征服した土地」。

だから「固有の領土だから返してくれ」

といっても、「意味がわからない」

となる。そんな彼らの「領土観」

は「戦争のたびに変わる」というもの。

 「日本、アメリカ、ロシアが組めば、世界

覇権を目指す中国の野望を阻止することが

できる」これは、世界のリアリスト

たちの常識である。

 「なぜ日本は、先の大戦で負けたのか?」

私が出した結論は、「日本は、孤立した

から負けたのだ」ということ。

 日本は、勝つために「孤立しないこと」

を常に心がける必要がある。

 日本には、将来を見据えた「大戦略」が

必要になってくる。「大戦略」でもっと

も大事なのは、「誰が敵で、誰を味方

につけるか、はっきりさせること」である。

 北野幸伯『米中派覇権戦争の行方』

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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