マイクロ波はレ-ダ-などに
用いられてきた。
これを加熱に使用するという着想は全く
の偶然から生まれ、1945年、アメリカ
のレ-ザ-設置担当技師がポケット
の中のチョコバ-が溶けていた
ことから調理に使う着想と
なり、1947年、製品化され発売された。
日本では、1944年、海軍技術研究所と
島田実験所で、マイクロ波を照射して
航空機などを遠隔攻撃するための
研究が行われ、初の実験対象
はサツマイモ!!ちゃんと
焼き芋になったという。
兵器として実用化される
ことはなく終戦を迎えた。
1951年、南氷洋で捕鯨した冷凍鯨肉を
超音波を照射して解凍する技術が
東京水産大学である程度確
立していたようだ。
その後改良が加えられて一般
家庭向け調理器具となる。
「電子レンジ」の日本における世帯
普及率は、1970年代に10㌫、1980
年代中盤で40㌫~70㌫、2000
年代から90㌫台。
核家族化と個食に代表され、簡単に冷凍
食品や調理品を温められる二-ズ
が増大し普及していった。
しかし、その利便性が認められ広く使わ
れているが、人が生きるために必要な
栄養素であるビタミンやミネラル
が失われる割合で言えば、
電子レンジ 90㌫近く破壊される
ゆでた場合 66㌫
圧力がまでは 47㌫
蒸した場合は 11㌫しか失われない。
電子レンジは、マグネトロン(真空管
の一種)という電磁波発生源を
組み込んだ調理器具。
2.45GHzのマイクロ波により食品などを
振動させ、その摩擦熱で温度を上げます。
この際、食品には急激なエネルギ-が
与えられ、発がん性の活性酵素(フリ-
ラジカル)が増えて、体内で代謝
出来ない物質に変性される
という、怖い変化が起こ
っている事が、いろ
んな研究で明らかにされています。
つまり酵素が破壊されてしまうため形は
残っていても身体には栄養素として認識
されない可能性があるという事です。
身体内で活動している細胞には、食べた
食物の成分しかわかりません! 食べた
からと言ってすべて吸収される
わけではなく余分なものは
排泄される。
又、マイクロウェ-ブ(超短波で低レベル
の放射線)で細胞内の水成分を大きく
振動させて温めるので、活性酸素
も大量に形成されることになる。
端的(たんてき)に言って、電子レンジ
で調理した食品を食べている人は
それだけ早く「老ける」
という事です。
( 老化については当サイト
を参考にして頂ければ嬉しい )
便利で手軽な調理器具なのですが、自分
の身体にとって必要なものか、どうか
しっかり見極めることが必要です。
なぁ-んといっても昔からの調理法、
ゆがく・蒸す・焼く・煮る煮込むと
いう、少々手間をかけてでも美味
しくいただくというのが一番
ではないでしょうか。
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。 感謝!