人の心をつかみ勇気や希望を与える.いわゆる人徳者の顔の特徴 第 2,076 号

顔からその人の素質や性格を割り出す
「観相学」で知られる藤木相元さん。
達磨(だるま)大師が説いた教えを
60年以上も研究してきた第一人者です。

藤木さんは、脳をうまく使えば顔相は変わって
くると言います。
運命を高める「顔と運と人生の法則」とは?

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(藤木)
私は松下さんをはじめ、井深さんや本田宗一郎
さんなど、日本を世界に名立たる経済大国に
まで成長させた多くの偉大な人たちの表の顔や
横顔、裏の顔に至るまでを垣間見てきました。


顔のプロとして見るならば、
彼らの顔は、大きく2種に分類できます。

一つは「牛顔」です。
えらがクッと張り顎が発達した四角い顔。
松下さんも井深さんも、この類に属します。

そしてもう一つが「馬顔」。小泉純一郎
首相やアメリカのブッシュ大統領のように、
えらが発達していない顔です。

このタイプは、論理的で、イデオロギーを盾に
ガンガン前に突き進んでいきますが、気がつく
と誰もついてきていない、ということが間々
あります。


参謀なら大成功を収めますが、リーダーになる
とさまざまな問題が生じてしまいます。

人の心をつかみ、勇気や希望を与える、
いわゆる人徳者は、多くが牛顔をしている
のです。


・  ・  ・  ・

まず、いい脳をつくるには、やっぱりいい顔、
楽しい顔をすること、その根本はホラを吹くと
いうことです。先ほども申したように、ホラ
とはドリームのことを指し、夢を持つ人間は
いい顔をしている。


しかし逆に、脳がアンラッキーな思考をして
いると、顔もアンラッキーになる。

例えば、何か失敗をした時に、「しまった」
と思ったら、アンラッキーな顔に。
結果はどうあれ、「楽しい」と思ったら、
気分が高揚して顔に光が入る。

要するに顔はすべて脳が作用する。
逆に、脳も顔から刺激を受ける。

明るい、いい顔をして鏡に向かっていれば、
脳がどんどん磨かれていきます。

もう、おんなじことなんです。脳相一致と
言いましてね。両方が一致している、と。
脳科学の力によって、額から目から眉から
耳から口からすべて分析ができるし、これら
のことはすべて脳が作用しているんですよ。

そしてその脳は最初、お母さんのお腹の中で
できる。人は10か月間、母親の胎内で育ちます
が、生まれると間もなく笑みを見せますよね。
あれは脳が笑っているんです。
お母さんのお腹の中でできた脳。
ここから脳は出発している。

そして3歳になったら、3つ子の魂といわれる
ように、自分は自分だ、という猛烈な我が
できるわけです。


あれが欲しい、これを買え、買ってもらうまで
帰らないと言い出す。自己主張と自己発見、
要するに我というもの。

この時期に親が一つでもつまらんことを口に
したら、将来その子は大物になれません。

例えば「うちの父ちゃんは甲斐性がないから、
私たちは貧乏してるのよ」と口にする。
その瞬間、子供はげっそりして将来を見失う。

そこで必要になるのが、ホラです。
お母さんが「いまは辛抱しなさい。おまえが
10歳になったら、父ちゃんがデパートごと
買うと言ってたよ」って。

これがホラだということは、3歳の子供には
分かりませんから。


後々、物心がついてくると、あぁ、お母さんは
自分をそうやって宥(たしな)めてくれたんだと、
10歳にもなれば分別ができるようになり、
そして母親のことまで尊敬するようになります。

※本記事は『致知』2004年12月号、2013年

10月号より一部を抜粋・再編集したものです

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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