人は食べることにより死に.食べないことにより生きる = 2-1 = 第 2,362 号

世界で最も健康意識が高いのが
ユダヤ民族といわれています。
では、ユダヤ人はどのような
健康法を実践しているのでしょうか。

その歴史的背景を含めて、
国際弁護士の石角完爾さんにお話いただいた
『致知』の記事の一部をご紹介します。

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皆さんは、ユダヤ人と聞いてどんなイメージ
を抱かれるでしょうか。お金持ち、計算高い、
天才が多い……そんな一面的なイメージばかり
が日本では流布しているような印象を受けます。
しかしユダヤ人には、世界で最も健康意識の
高い民族という側面もあるのです。

私はユダヤ人です。日本で生まれ育った
純日本人ですが、ユダヤ教に改宗したのです。
ユダヤ人とは、ユダヤ人の母親から生まれた人、
もしくは自らユダヤ教に改宗した人のことを
いいます。ユダヤ教に改宗するためには
膨大な勉強が必要です。


私は大学4年生の時に国家公務員上級試験と
司法試験に合格しましたが、とてもそんな
比ではありません。それでも3年を費やして
何とか通過し、平成19年、60歳で晴れて
ユダヤ人となったのです。


私がそこまでしてユダヤ人になったきっかけは、
大病でした。

私は国際弁護士として活動していますが、
かつては仕事が趣味と公言してはばからず、
健康には全く無関心でした。


海外の顧客を相手にするため、昼夜を分かたず
業務に向かい、不規則な生活を続けていました。
たまの息抜きには、高級レストランでとんかつや
ステーキ、各国の珍味をたらふく食べるのが
楽しみでした。

そんな生活を続けているうちに体重は増え続け、
脂肪肝になり、とうとう大病を患ってしまった
のです。幸い治療が奏功して大事には至りません
でしたが、私はそれまでの生活を大いに反省し、
再発防止のため自分の体をつくり変えようと
決意したのです。


そして、仕事で膨大な文献に向き合う要領で
健康に関する様々な情報を徹底的に収集し、
行き着いたのがユダヤ教でした。

※『致知』2014年9月号「大自然と体心」より
『致知』は毎号、食や体操など自分でできる
健康法についても紹介しています。

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  今回も最後までお読みくださり、

      ありがとうございました。感謝!

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