佐賀県伊万里市の企業として史上初めて
東証一部上場を果たしたアイ・ケイ・ケイ社長の
金子和斗志さん。
零細企業を株式上場へと導いた金子さんの
原点とも言える父親から学んだ3つの教えとは──。
────────[今日の注目の人]───
☆ 父親から学んだ3つの教え ☆
金子 和斗志(アイ・ケイ・ケイ社長)
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まだ私が二十代の頃、仕事をする上で、人生を
生きていく大切なことを、父親から
たくさん教わりました。
一つは、「何でも自分で考える習慣をつける」
ということです。
父親は何でもさせてみるタイプで、私からの
提案や相談に反対することは基本的に
ありませんでした。
ただし、それを実現するための具体的な方法や
資金調達も全部自分で考えなければなりません。
その積み重ねによって、「どうしましょうか」と
すぐ人に頼るのではなく、自分で考える習慣が
身についていったように思います。
二つ目は、「人の悪口を言わない」
ということです。
ある時、私が人を批判してしまったことがあり、
父親にこう窘められました。
「人を批判したり人の悪口を言うことは、
天に向かって唾を吐くようなもので、
いずれ自分に返ってくる。
だから、批判や悪口は言うものじゃない」
実際、父親から批判や悪口を聞いたことは
ありませんでした。
三つ目は……
※さて、三つ目の教えは「法螺を吹け」だ
そうですが、どういうことなので
しょうか?
続きは本誌をお読みください!
『致知』2016年12月号
連載「二十代をどう生きるか」P102
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!