人生というのは何が起きても自分で立ち上がるしかない = 2-1 = 第1,153号

1 「朝の読書」の立役者が語る読書体験

2 今日の「一日一言」/心の中にある宝

3 創刊40周年「致知と私」/王貞治

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1 「朝の読書」の立役者が語る読書体験
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 大塚 笑子(朝の読書推進協議会理事長)

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 全国の小・中・高校2万7,000校に

導入されている「朝の読書」。

 その立役者でもある大塚さんの

活動の原点には、読書に対する

熱い熱い思いがありました。

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──大塚さんを、そこまで「朝の読書」

に駆り立てた原点となる体験

があったのですか。

 私は子供の頃から陸上が得意で、中学生の

時には三種競技で全国4位になりました。

 将来のオリンピック候補とテレビでも

チヤホヤと持ち上げられていたんです。

 ところが、高校時代、練習で股関節

を外す怪我をしてからというも

の、鳴かず飛ばずの状態に

なってしまいました。

 期待されていただけに落ち込みも激し

く、死にたいな、生きているのが

辛いなとそればかりを考え

て生きる毎日でした。

 実際、胃潰瘍で3か月入院

したこともあります。 

 そういう時、兄が病院に見舞いに来て、

宮澤賢治の詩集と石川啄木の歌集

を置いていってくれました。

 賢治が死にゆく妹の姿を綴った「永訣の

朝」の詩と、啄木の「死ぬことを持薬

をのむがごとくにも我はおもへり

心いためば」の歌に触れた時、

それまで死にたいと思っ

ていた私が、「世の

中にはもっと

大変な人がいる」と気づかされたんです。

 窮地から這い上がることができ

たのは、そこからですね。

──お兄様から渡された本に

力を得られたのですね。

     ─────

 1988年に始まった「朝の読書」の

取り組みは、どのようにして

広まっていったのか。

 その詳細を本誌でじっくり

と語られています。

『致知』2018年10月号【最新号】

      特集「人生の法則」P48

今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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