人生を生きていく意義を考える 第 2,075 号

月刊誌『致知』の最新号の
特集テーマは「稲盛和夫に学ぶ人間学」

稲盛さんご自身の講演録をはじめ、
ご縁のある識者による「我が心の稲盛和夫」
など、充実した内容となっております。

そこで、あわせてオススメなのが、
稲盛さんの講話録を収録したDVDです。


書籍『何のために生きるのか』の出版記念講演会
で、1,000名を超える聴衆の前で熱を込めて語っ
た人間学講話(全2講)を映像と共に完全収録。


運命はその人の思いや行為によって変わっていく
こと、よきことを思い、実行して運命を拓き、
自分の魂を少しでも美しく磨き上げていくこと
の大切さを力を込めて語られています。


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DVDの特設ページはこちらから
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下記は、講演の際にお話しになった内容を
講演録としてまとめられたものの一部になります。

稲盛さんから発せられる熱を
感じていただければと思います。

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我々人間は大変素晴らしい知恵を神から授かって
います。素晴らしい頭脳を駆使して近代科学を
発展させ、素晴らしい文明社会をつくって
まいりました。


知恵によってあらゆる生物の頂点に位し、
地球上にあるあらゆる生物を食べて生き永らえ、
繁栄を図ってきました。


見方を変えますと、一般の動植物は自分の命を
差し出して他の生き物を助けてあげていますが、
我々人間は、植物でも動物でもすべてのものを
殺して生き永らえて繁栄を続けているのです。


そうやって生物の頂点に位し、それぞれの
人生を生きているのが我々人類の姿であります。


そう考えると、私にはこういう思いが湧いてくる
のです。人間は素晴らしい理性とか良心という
ものを持っているではないか。

ならば、すべての命を収奪して生きるだけでは
なく、理性とか良心の領域を使って、
他のものたちに対して何か施しをすることも
考える必要があるのではないだろうか。


せっかくこの世に生を受けたのですから、命の
ある限り自分だけが生きるというのではなくて、
我々人間も世のため人ために少しでも尽くして
生きるべきではないのか。

わずかでもいいから、世のため人のために
尽くす生き方が人間として大変大事なのでは
ないか。

そこに、この人生を生きていく意義がある
のではないかと思うのです。

つまり、私たちは何のために生きるのかといえば、
その第一の目的は、世のため人のためにささやか
でもいいから尽くすことであると私は思って
いるのです。

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DVD「何のために生きるのか」出版記念講演録

講師:稲盛 和夫 定価:10,000円+税

ご購入はオンラインショップまたはアマゾンで。
特設ページから購入先を選べます。

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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