いまからでも遅くない? あなたも「神童」
になり、「数学バカ」「理系バカ」に
なれる!? 小学・中学・高校時代、
教科書をもらった初日にその
内容を全て理解できた―。
そう豪語する「神童」だった著者に
よる画期的なAI型知的生活実践記。
激烈な競争社会を生き抜く
ためのノウハウも満載。
財務官僚時代、私は
職場の異端児だった。
財務省(大蔵省)は、東大法学部
出身者が支配する世界だ。
だが、私は東大は東大でも、理系
の理学部数学科出身である。
数学科に進む学生には、奇人や変人、
社会性協調性が足りない人が多い
と言われるが、学生時代、
私もその一人だった。
教科書をもらった初日に
一年分全部終わった。
小学校時代に、一年のうちで一番楽しい
日は、教科書をもらう日だった。
学校で教科書をもらうと、う
れしくなって読み終わる。
小学校の教科書は薄いので、
すぐに読み終わる。
算数は、教科書に付いている
問題は全部やってしまった。
理科もその日のうちに終わった。
1年間にやることは、1日目
で終わっていた。
初日はものすごく楽しいが、次の
日からは暇で仕方がなかった。
中学時代は、やることが
なくサボリまくり。
中学の時も、主要教科の教科書
は一日目で読み終わった。
教科書を持ち運びするのは面倒くさい
ので、学校に置いたままにする
ようになった。
とりわけ、暗記科目は、教科書を見る
とすぐに覚えることができた。
写真で映しておく「フォトメモリー」
のように、読んだらほとんど
が記憶に残った。
覚えようと思わないと覚えられないが、
覚えようと思えば、だいたい記憶できた。
今はかなり衰えてきたが、若い
ときには何でも覚えられた。
気ままな自由人が、間違
って役人になった。
就職が決まって、大蔵省に通い
始めてから、自分自身に驚いた。
こんな自由人が、よく毎日毎朝決まった
ところに行って働いているなと
我ながら感心した。(笑)
「プログラミング」だけでも
やってみるといい。
人生においては、何が起こる
かはわからない。
その中で生き抜くには、専門性
を持って「専門バカ」になる
くらいにとことん追求す
るものがあるといい。
人間の言語をコンピュータ
の言語に翻訳する。
それがプログラミングである。
日本語をコンピュータ言語に翻訳す
るだけだから、「語学習得」の
ようなものである。
もちろん、数学的な知識が
あったほうが役に立つ。
AI時代に入りつつある今、どの分野
の「専門バカ」にも、プログラミン
グの知識は必ず役に立つ。
高橋洋一『文系バカが、
日本をダメにする』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝