カトリックへの深い信仰、
ダウン症をもって生まれた息子・周君への
愛に満ちた眼差しから、人々の心に寄り添う珠玉
の詩を綴り、いま写真詩集『天の指揮者』で話題
を集める詩人・服部剛さん。
その服部さんによるWEB限定連載第3回が公開
されました。本日はその一部を配信いたします。
皆様の心にあたたかい灯がともりますように。
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〈服部〉
2度目の緊急事態宣言が解除された3月22日以降
も、新型コロナウイルスの感染被害は収まらず、
第4波が懸念されています。
そのような状況下でも例年通りに桜は咲き、散り
始め、青葉が映え、時は流れています。
戦後の昭和~平成~令和という変遷において、
総じて本来の宗教心が薄れていったように感じ
ます。
元来、日本人は自然が織り成す四季の風景に
心を響かせる感性をもっていました。
自然を愛(め)で、敬い、畏れ、両手を合わせ
て感謝を祈るのは、日本人らしい心です。
山の頂で仰ぐ空はひとつであるように、
神道も仏教もキリスト教も長い歴史があり、
深い領域で響き合うものがあります。
今回、宗教についてふれる理由は、コロナ禍の
時代を生きる私たちは人間古来の宗教心・自然
心へと回帰してゆくかもしれない――
と思うことにあります。家にいる時間が増え、
外出する時はマスクを着け、手を消毒し……
コロナの感染拡大前とは変化せざるを得ない
暮らしの中で、この出来事は沈黙の内に、
私たちに何かを問いかけている気がします。
私が尊敬する作家の遠藤周作……
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!