雑談とは、会話を利用して場の空気を生み
出す技術のこと。
会話というよりも“人間同士のお付き合い”
に近い。
これからの時代、雑談力を身につけることは、
強く生き抜く力を身につけることそのもの
なのです。
オチも結論もいらない!学校でも会社でもすぐに
使える50のアイデア。
雑談というのは、あなた自身の人間性とか人格とか
社会性といったものがすべて凝縮されている。
そしてその「すべて」をたった30秒の何気ない
会話の中で見破られてしまっている。
優秀な営業マンは、ほとんど商品の話をせず、
雑談ばかりしている。
会社の経営者もそう。
学校の先生も同じ。
授業がうまい先生は、適度に雑談も入れつつ
メリハリのある授業も行う。
人気の落語家も、つかみの雑談が巧み。
雑談は、「中身がない」ことに意味がある。
そして「挨拶+α」で成り立っている。
雑談に結論はいらない。
そして、サクっと切り上げるもの。
「それでは!」
「じゃまた!」
「このへんで失礼します!」
去り際のよさがポイント。
目の前の相手の「見えているところ」を
誉めている。
極論すれば、何でも誉めりゃいい。
机とコーヒーカップがあるだけで、一気に
話しやすくなる。
コーヒー1杯で何時間もおしゃべりする。
軽くお茶してサッと出ようと思っても、つい
つい時を忘れて話し込んでしまう。
昔も今も、喫茶店は雑談のメッカ。
ベストタイムは、すれ違いざまの30秒。
私たちに求められるのは「ササッと出会って、
サクっと20、30秒話して、パッと別れる」
という雑談スタイル。
今が旬のリアルタイムな話題は、
仕入れたらすぐ使う。
旬であればあるほど、その情報だけで
盛り上がる雑談ネタになる。
誰々が言っていた話も、有効なネタになる。
雑談が上手な人は、拝借したネタの
伝言が上手。
雑談から透けて見えるのは、その人の
育ちのよさ。
いわゆる育ちがよいというのは、家柄がよい
ということではなく、人間関係に恵まれ
て明るく育っているという意味。
雑談上手な人は、人間関係における
間口が広いということ。
ビジネスにおいて「ニュートラル雑談力」
は最強の武器。
社長の仕事は、雑談と決断。
新しいニーズを探る、アイデアを掘り
起こす、トップ営業を仕掛ける。
時には社内を回って、社員を叱咤激励し
現場の情報を収集する。
すべての行為に関わってくるのが雑談力。
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今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!