ハリウッドスターのアンジェリーナ・
ジョリーさんが、将来、乳がんにか
かるリスクを減らすために予防的
乳房切除の選択を、世界中に
発表したことは記憶に新しい。
その決断は、医学的観点、人の感情の
観点から見て、非常に大きな影響
をもったニュースだった。
アンジェリーナさんのように、自分の
体質を知り、医療の知識を持ち、自分
で治療法や生き方を選択してほしい
という思いから本書を執筆。
救急車で運ばれたときに「先生におま
かせします! 先生、とにかく助けてく
ださい! 」では、もう遅いのです。
それは医療の知識不足が原因なのです。
日本人の2大死因「がん」を予防し、
「血管」を強くする方法。
1,000人の死に際を見続けてきた
ドクターが「予想医学」を指南!
介護、リハビリ、闘病生活を余技なくさ
れて患者や家族と15年もの間、向き合っ
てきた著者が、自分のためにも、身近
な人にも迷惑をかけないために、健
康の管理と今から必要な準備に
ついて人生を指南する。
「僕が死を考えるのは、死ぬため
じゃない。生きるためなんだ」
(アンドレ・マルロー)
病気による死因はたった2つしかない。
第1位は、「がん」。
2位以下はすべて血管の病気。
結局のところ、「血管の病気」と「が
ん」の発症や進行を予防することが
できれば、平均寿命のみならず、
健康寿命を延ばせる可能性が高い。
「身近な人に迷惑をかけない死に方」
をするためには次の3つが必要。
1.過度な介護や治療が必要な病気に
ならないように予防する。
「血管の病気」や「がん」など。
2.周囲に経済負担をかけないように
資金を用意する。
3.延命治療、葬儀、相続に関する
「生前遺書(リビング・ウィル)」
を作成する。
コミュニケーションを楽しむことが
認知症予防につながる。
しゃべらないと、ボケる。
私たちの脳は、楽しいこと、嬉しいこと、
素敵なこと、幸せを感じると脳自体の
ご褒美となる快楽物質「ドーパミン」
が出て脳力がアップするように
なっている。
このドーパミンは、脳の老化を
防ぐのに効果的だ。
街に出よう。
自分の殻を破って、興味のあるコミュ
ニティに参加しよう。
料理教室、ハイキング、絵画教室、
英会話教室など。
1歩、自分の殻を破って、他人と
できるだけ関わりましょう。
頑固親父でいるよりも、他人の
意見を聞くこと。
そうして新たな仲間を作り、よく
できたね、と認め合うこと。
このことが老化を防ぐ。
いくつになってもコミュニケーション
をあきらめず、それを楽しめることが、
ボケ予防となり、周囲に迷惑を
かけない生き方に直結する。
菅原道仁『身近な人に迷惑を
かけない死に方』
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思考錯誤しながらも誰もが一度きりの
人生を生きている!!
物事の成り立ちや自然の法則を理解し、
力を抜いて、身体を緩めて生き抜こう!!!
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!