健康維持のために散歩やウォーキングに
取り組み始めた方も多いのではないで
しょうか。しかし、せっかく歩く
のなら、ひざや腰などに負担
の少ない「正しい歩き方」
を身につけたいもの。
歩き方一つで、体の様々な疾患や不調を
改善できることも明らかになっています。
その代表的なメソッドである「プライ
マリーウォーキング」について、開
発者で鍼灸・整体師の岡本啓司
さんに解説してもらいました。
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鍼灸や整体などの治療家として長年の活動
の末に、2008年に考案したのが「プライマリー
ウォーキング」(登録商標)という立ち方・
歩き方・座り方のメソッドです。
単なるウォーキング法ではありません。
より少ない筋力で効率的に立って歩く、
そして座り方にもひと工夫を加えるという
いう健康・美容法です。
これを取り入れることによって、
血液やリンパの流れがよくなり、
代謝が向上するため、腰痛、肩こり、股関節
障害、ひざ痛、猫背、外反母趾、
O脚(おうきゃく)、むくみなど、体の様々な
慢性疾患や不調を改善できることが、
プライマリーウォーキングを推奨している
多くのクリニックなどで証明されています。
このプライマリー(primary)には「初歩」や
「基本」といった意味があり、赤ちゃんの
「初期歩行」とも訳せます。筋力の弱い
赤ちゃんや幼児がどのように立ち、歩いている
のかについて分析したところ、左右の足先が
少しだけ外に開き、重心がかかとの上になって
いることが分かりました。
高齢者に限らず、ゴルフやテニスなどのスポーツ
障がい者にもいえることなのですが、痛みを
抱えている人は、誤った体の使い方や立ち方・
歩き方をしていることが少なくありません。
その結果、筋肉に力が入って体に歪みが生じ、
血管やリンパ管が圧迫され、最も弱い部分に
痛みや障がいが生じてくるのです。
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!