こんにちは、
岡田です。
前回は「整体歩行のフォームを画像で点検する」でした。
ダイナミック速歩を7点の写真でチェックし、
その歩き方のポイントを簡単に解説しました。
今回は、整体歩行が5種類ある理由を説明します。
これは、今まで何回も説明しているのですが、
まだ、伝わっているという感触が少ないので、
5種類それぞれの必要性をお伝えしたいと思います。
- 整体歩行の種類
1.ゆっくり歩行 時速3.5km
2.しっかり歩行 時速4.5km
3.しっかり速歩 時速5km
4.ダイナミック速歩 時速6.1km
5.異次元歩行 時速6.6km
※時速はすべて身長165cmの場合
整体歩行とは健康回復~若返りまでの、
目的別の歩き方をいいます。
では、なぜ5種類必要なのでしょうか。
・目的に適した歩く速度があること
・体力によって歩く速度が違うこと
・健康回復と若返りでは歩き方が変わること
では「目的に適した歩く速度があること」
ここからいきましょうか。
端的にいえば、
各臓器が元気になる速度があるからです。
たとえば、
胃腸はゆっくりとしたリズムの弱い振動を好み、
ある速度域で、
胃の消化や腸の蠕動運動が活発になるので、
より省エネで機能を果たせるようになります。
これが、1.ゆっくり歩行/時速3.5kmです。
つぎに、腎臓はろ過する器官ですが、
濾過を促進する速度域があります。
ある速度域で歩くと、
尿をろ過するのを助けてくれるので、
腎機能の負担が減り元気になります。
これが、2.しっかり歩行/時速4.5kmです。
つづいて、肺や心臓は、
呼吸に際して軽い負荷がかかると機能回復します。
運動不足の人が少し息が切れるぐらいの速さ、
この速度域で歩くと元気になるのです。
これが、3.しっかり速歩/時速5kmです。
これは、私が言い始めたことではなく、
専門の研究機関のデータが基になっています。
私は、30年近くこれを検証してきましたが、
全く異論がないので広く知ってほしいと考えています。
ここまでは、
内臓の健康がターゲットになっているので、
この3つを健康回復歩行と命名しました。
歩く時の姿勢フォームは超重要ですが、
この健康回復歩行の段階では、
満足できるフォームで歩けません。
なぜなら、
マイナスから0に戻すレベルは健康とはいえず、
未病という不健康な状態で、
体力や柔軟性に問題があるからです。
内臓が弱くて体調が悪いときに、
一定の時間、速歩で歩くのは困難なことです。
こんな場合はまず、
弱い臓器に焦点をあてて、
30分を目安に歩くようにすることです。
週に3回でいいですから。
ここまでをまとめると、
1~3は健康回復歩行のリハビリ歩行の段階といえます。
つぎは、0からプラスの段階の話です。
この内臓が元気になってきた段階では、
次の課題は内臓の強化と体力のアップです。
このへんから、
歩行フォームが重要になってきます。
なぜなら、
内臓の機能を高めるためには、
骨盤を中心として、
全身の骨格のゆがみを解消する必要があるからです。
猫背や骨盤、股関節のゆがみなどがあると、
正しい歩行姿勢で歩くことは不可能です。
それと関連して、
関節機能の低下や筋力のアンバランスが起きます。
また、虚弱体質や、
体幹筋や下半身の筋力が弱かったり柔軟性が低下していると、
しっかりと歩くためには準備不足となります。
こんな場合は、
歩行を続けると痛みが出たり疲れたりするので、
筋トレや柔軟体操などが必要となります。
正しい歩行まで準備期間として必要なのが、
関節・筋肉・皮膚の潤滑整復術や、
姿勢矯正トレーニング(パーソナルトレーニング)
第一の矢+第二の矢が必要になるわけです。
そこまでできて、
はじめて若返り歩行が可能となります。
この歩行ができると本当に健康となり、
内臓元気でシルエットが若返ります。
若返り歩行には、
4.ダイナミック速歩/時速6.1kmと、
5.異次元歩行/時速6.6kmがあります。
この歩行ができて習慣になれば、
歩行整体メソッドの当面の目標達成となります。
この状態をキープしていくためには、
週に3回、30~40分の整体歩行をすること。
そして、週に3回の各種整体体操を実施すること。
ここまでいけば、
さらに若返りを追求することも可能です。
こういう理由で、
整体歩行は5種類、5段階あるのです。
現在の立ち位置次第で、
スタート地点が変わります。
どこからでも始められ、
体力アップと若々しいシルエットまで手に入れられる方法が、
「歩行整体メソッド」です。
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第581号 2018年6月19日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!