何が正しい姿勢かを再認識して学習する必要があります 第1,080号

こんにちは、

岡田です。

前回は「正しい姿勢は体幹の使い方で決まる!」でした。

正しい姿勢はインナーユニットがうまく使えている姿勢、

それには4つのポイントで最適化した姿勢で日常生活すること、

できない場合は第一、第二の矢が近道という内容でした。

体幹の重要性については、

繰り返しお話ししていますが、

今回は、また切り口を変えてお伝えしましょう。

(体幹が弱い人の特徴)

・すぐに座りたくなる

・反り腰やぽっこりお腹になる

・子供の場合は運動神経が悪い

・背筋がまっすぐに伸びない

・ハンキングですぐに転びそうになる

・バランス感覚が悪い

こんな特徴がありますが、

体幹の筋力や使いこなし度が高まれば、

こんな悩みは次々と解消していきます。

上の特徴は、私自身の経験と、

35年以上クライアントを観察してきた結論です。

では、それぞれについて解説していきましょう。

・すぐに座りたくなる

このタイプは脚力が弱いと思われがちですが、

それよりも体幹力が弱いと立っていられません。

わたしは、長年整体歩行の習慣があるので、

脚力はそれほど弱くありませんが、

体幹が弱かったときは立ち姿勢のセミナーが苦手でした。

ですから、考え方を切り替えて、

まず体幹の強化から取り組んでください。

ちなみに、私が考案した体操は、

ほとんどが体幹強化用の筋トレ体操なので、

ぜひ、ご利用ください。

・反り腰やぽっこりお腹になる

反り腰は50歳以下の女性に多い骨盤前傾の姿勢、 

ぽっこりお腹は40歳以降の女性に多い骨盤後傾の姿勢です。

ともに共通しているのは体幹のアンバランス、

これは、骨格と筋肉のどちらにも問題があり、

主に関節の硬さと筋力の偏りによって発生します。

体幹をバランスよく鍛えることで、

体幹筋の筋力と柔軟性が増し、

ひいては骨格の矯正にも可能になります。

・子供の場合は運動神経が悪い

体幹の筋力が弱かったり使えていなかったりすると、

子供の場合は、運動神経が鈍いといわれます。

たとえば、サッカーでキック力が弱い、

野球のバッティングで遠くに飛ばせない、

短距離走ではスタートが遅いなどとして現れます。

実はコレは運動神経が悪いのではなくて、

体幹の使い方が身についていないので、

体幹の筋力、柔軟性を高めながら、

少しずつ自信をつけていくのが良い方法です。

・背筋がまっすぐに伸びない

背筋は背骨とそれを支える筋肉で伸びています。

これが、まっすぐに伸びない場合は、

日常の姿勢に問題があります。

いつも背もたれにもたれていたり、

頭が前のめりになっていたりすると、

背骨に偏った力がかかり筋力にも偏りが発生します。

これを解消するには、

体幹の筋力強化、筋トレが一番の近道です。

それと並行して、

姿勢のアンバランスを認識したうえで、

何が正しい姿勢かを再認識して学習する必要があります。

・ハイキングですぐに転びそうになる

ハイキングは自然道を歩くので、

アップダウンや起伏に富んだ道に対応する必要があります。

こんな変化に富んだ道に適応するには、

足首や股関節の柔軟性と体幹の筋力が必要です。

体幹の筋力が弱いと、

体の重心を整える力が弱いので、

特に下りのコントロールが難しくなります。

これを解消するには、足腰の鍛錬と、

体幹の筋力、柔軟性の強化がかかせません。

・バランス感覚が悪い

バランス力は、脳の問題だと思われがちですが、

じつは、骨盤などの関節と筋肉の問題であることが多いです。

たとえば、片足立ちで立つのには、

足首と股関節、骨盤の関節の潤滑が必要ですが、

それとともに体幹の筋肉が大きな影響力を持ちます。

バランス感覚を向上させるためには、

骨盤から下の関節が滑らかに動かせることと、

体幹部の筋肉の筋力と柔軟性を高める必要があります。

(体幹力向上のためのヒント)

たとえば、簡単な方法では、

「ペンギン体操」と「ぶらぶら体操」を組み合わせる、

というのも初心者向けの良い方法でしょう。

参照『キレイな歩行姿勢をつくる「ぶらぶら体操」』

参照『ペンギン体操のコツ』

一般的な筋トレでは、

腹筋系の運動と背筋系の運動を組み合わせる、

こんな方法が実際に行われています。

最後に、

自分は運動神経が鈍い、運動ダメと思っているあなた。

じつは、体幹が使えていないだけかもしれませんよ、

過去の私がそうであったように…。

歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、

ゆがみの解消から弱点の補強、

セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。

第一の矢(ゆがみの治療)

第二の矢(姿勢矯正トレーニング)

第三の矢(整体歩行)

歩行整体メソッドについては↓

『10年後の常識!健康のツボ』

第585号 2018年7月17日

発行者 健康水先案内人/岡田宰治

公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7

 人類健康化の水先案内人/岡田さいじ

さんのブログより転載許可を得て掲載

今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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