こんにちは、
岡田です。
前回は「細胞は日々生まれ変わっている」でした。
日々体の細胞は生まれ変わっており、
数年間ですべての細胞は入れ替わる。
歩行習慣は、
全身に酸素を送り届けて心と体にプラスになるが、
健康的な細胞作りにも欠かせないというお話でした。
今回は「諸行無常」を健康に生かすというテーマです。
体のリモデリングの話をしましたが、
ここが腑に落ちると本当に健康になるので、
改めて少し違う角度から説明しましょう。
たとえば、
全身の細胞が2年ですべて入れ替わるとして、
歩行習慣によって健全な細胞に入れ替わるとします。
細胞の数は同じなので、
健全な細胞が増えれば不健康な細胞は減りますね。
ということは、
1年後のあなたは今のあなたと違っているはずです。
なぜなら一年後には、
全細胞の半分は入れ替わっているからです。
日々古い細胞は死んでいき、
健全な細胞が生産されていくと、
徐々にその比率が変わり健康に向かいます。
これは、
健康な細胞が増えるので当然のことですね。
歩行習慣が体に良いことは分かった。
精神的にも良いことは分かったとして、
なぜ、健康的な細胞に生まれ変わるのか。
ここが、納得できないという人がいます。
結局、ただ細胞が入れ替わるだけじゃないの、
という意見がそれでしょう。
2年後は2つ年を取った分劣化しているだけじゃないの、
と思うのでしょう。
もちろん、
老化があり寿命があるということ、
酸化し劣化することに異論はありません。
大きな流れとしてはそうなっており、
その変化変転する流れのことを、
仏教では諸行無常といいます。
単純に考えると、
成長期以降は劣化するのみということになります。
それはそのとおりでしょう。
しかし、一生を通じてならば、
誕生→成長→老化→死という流れは変えられないものの、
一定期間の中ではその限りではないと考えています。
なぜなら、
私は思いと行いにより体が変化することを
身をもって経験してきたからです。
何回も書いている通り、
虚弱体質のうえ気力も弱く後ろ向きだった私が、
健康体質になり気力体力も人並みに追いついたからです。
現在は20代、30代、40代より、
過去のどの時期よりも元気になりました。
これは、偶然の変化ではなく、
思いと行いを変えたからにほかなりません。
健康になろうとして考え方を変えて、
より健康になる道筋を選び続けた結果です。
諸行無常は、
さびれゆく様だけを表しているのではなく、
ものごとは変化しており「同じ状態は続かない」
ということを表す法則です。
たとえば、
近くには大和川という川が流れています。
これは奈良県から大阪湾まで流れていますが、
流れている水は変化し続けています。
昔は、日本一汚い川に指定されたこともありますが、
今ではずいぶんきれいになって魚が泳いでいます。
人間の体も同じように、
細胞が川の水のように入れ替わっているのです。
川をきれいにしようと思い、
自治体が行動すれば川が浄化されるように。
健康になると思い健康な習慣を身につければ、
健康になるしかないのです。
全ては原因と結果の因果で成り立っており、
そして、ものごとは常に変化しています。
昨日のあなたと今日のあなたが違うように、
今日のあなたと明日のあなたは変化します。
細胞が日々入れ替わるだけではなく、
思いや行動も変化するからです。
思いが変われば言葉は変わり、
言葉が変われば行動は変わり、
行動が変われば結果は変わります。
現在不健康なあなたは回復して健康になり、
将来の健康が不安なあなたは健康習慣を身につけ、
年だからが口癖のあなたは若返る。
こういうことをお手伝いして、
健康な人が一人でも増えれば、
わたしはこの上なく幸せです。
歩行整体メソッドもそんな思いで作りました。
第一の矢は回復、
第二の矢は補強、
第三の矢は健康管理と若返りです。
まだまだ未熟なところもあるでしょうが、
お役立にたてるように進化していきますので、
ぜひお役立てください。
『10年後の常識!健康のツボ』
第555号 2017年12月18日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!