岡田です。
前回は「遠方からの来院者」というお話でした。
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歩行整体メソッドは3本の矢を使った回復~若返りのしくみ。
3本の矢とは1.潤滑整復術 2.体操&運動法 3.整体歩行。
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今回は、駆け込み寺、遠隔地、健康と若返り、
この3種類の需要のうち、
三番目の「健康と若返り」にフォーカスします。
この健康と若返りは、
昨年の後半ぐらいから生まれた新しい需要。
たとえば、体幹を強くしながら痩せたい場合や、
二の腕やお尻周りのぜい肉を落としたい場合、
脚の形をキレイにしたい場合など、
回復ではなかった欲求が含まれています。
歩行整体メソッド(体系的な若返りのしくみ)が、
7月に完成したこととも関係ありそうですが、
今後、伸びていきそうな気配がします。
では、平均的なモデルで説明していきましょう。
健康と若返りの場合は、
前のふたつと決定的に異なっている点があります。
それは、マイナスからのスタートではないこと。
だから、徒手検査を行った際にゆがみがない場合は、
第一の矢(潤滑整復術)が必要ないので、
メインは第二の矢と第三の矢の組み合わせとなります。
とわいえ、見落としがあってはいけないので、
まず、ゆがみの原因となる外傷の有無、
姿勢のクセがないかを確認したのち、
骨格、筋肉、皮ふ筋膜のゆがみの状態を検査します。
もちろん、気になるゆがみがあれば整復術を施し、
無自覚であっても検査で異常が出れば施術します。
その方が安心ですよね。
つぎに、歩いていただき歩様を観ます。
往復20メートルの間に異常を肉眼で検知し、
異常があれば整復術にてその原因を除去します。
(ある場合だけ第一の矢)
なければ、立ち姿勢や歩き方のクセから、
弱い筋肉や硬い筋肉を抽出し特定します。
そして、筋肉へのアプローチとなります。
たとえば、骨盤まわりが硬い場合は、
バランスボールでなめらかにした後に、
骨盤周りや股関節を軟らかくする体操を行います。
また、ひとによっては、
ふくらはぎを軟らかくしたり、
肩甲骨まわりを軟らかくするといった、
それぞれの問題点にアプローチします。
これは5~6タイプぐらいに分かれますが、
検査や歩行を診ているうちに見当はつくので、
歩いたのちにチェックして確認します。
この筋トレや柔軟体操の工程を経て、
再度、歩いていただきます。
たいていの場合は、
初めよりは歩きやすくなっていますが、
本人さんの自覚は有る場合と無い場合があります。
そこから歩行のコツを伝授していきます。
2種類の若返り歩行について解説したのち、
直すべきポイントを把握していただいたうえで、
13のコツの中から1番効果があるものを指導します。
たとえば、足の裏全体で床を蹴れていない場合は、
それを自覚していただき体感できるまで練習。
1回にいろいろ詰め込んでも混乱するだけなので、
多くても3点ぐらいの伝授にとどめます。
最後は、次回までに直すべきポイントと、
補強運動などを再確認して終わりとなります。
1回目は時間的に無理なことが多いですが、
2回目以降であれば、
近くの公園で一緒に歩いて伝授することもあります。
なぜなら、
少し助走距離があったほうが関節や筋肉の潤滑が良くなり、
本来の正しい歩き方ができやすくなるからです。
(ここまでは第三の矢)
また、実際は健康と美容のニーズがあり、
その比率は人によって違います。
健康ニーズが強い場合は、補強に力点を、
美容ニーズが強い場合は、美しさに力点を置き、
願いがかなう方向でアドバイスします。
実際の状況を振り返りながら、
サラッとお伝えしましたが、
なんとなく分かったでしょうか。
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございます。(^^)
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第560号 2018年1月22日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!