引用元: ・スカッとした武勇伝inOPEN
私の武勇伝ではないけれど
数年前、友人のA子に彼氏が出来た
第一印象はのほほんとした優しそうな人だったけど、実際はとんだDV野郎だった
A子が段々やつれていくのを見て心配になった私と友達4、5人でA子の家まで様子を見に行くと「彼氏から暴力を振るわれている」と泣きながら初めて聞かされた
(最初は悪い病気に罹っているのかと思ってた)
それから友達と別れるように勧めても普段は優しいから…いつも謝ってくれるから…プレゼントもくれるし…と泣き止まず、聞く耳持たないし話にならない
今日は引いてまた来ようか、という雰囲気になったときB子が急に
「お気に入りのコップとかある?」と言ってきた
A子も不思議そうな顔をしながらも頷き、コップを見せてきたら
「そのコップがどんなに綺麗で気に入っていても割れて底が抜けたら捨てるでしょ?
今のA子は手を血だらけにして底なしコップで服を汚しながらも、綺麗だからって使い続けてる様にしか見えないよ」
とB子が淡々と答えた
すると今まで泣きながら「でも…」とかばっかりだったA子が一転、別れると決心
それから色々あって無事に別れられたみたいだけど、どうして急に心変わりしたのか気になって聞いてみた
「私にはあの人しか居ないと思ってたけど、傷付きながら割れたグラスを大切に使っている自分を想像したらゾッとした
今考えると何で別れなかったのかわからないや」だってさ
DV彼氏に何かしたわけじゃないしスカッとしたかと言われると微妙かもしれないけど、A子を助けたB子の武勇伝
そん時は相手が好きで付き合ってる訳だからねぇー!
これ以上DV被害者が増えない様に願う。
私には思い付かないよ
人に伝える力が強いよね
Gjだ
出会いがあれば別れがある。だから大切なものに気づける!
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。感謝!