岡田です。
今回は少しマニアックなお話。
異次元歩行をするとなぜソーンに入れるのか?
これについて考えてみましょう。
※異次元歩行というのは、
あるスピード帯の歩行をいいます。
スピードは身長160~165cmで歩幅75cmの場合、
分速110m以上のペースに入ったときに、
ゾーンに入ることが可能になります。
一回の歩行時間は40分強ですが、
このペースに入っているのは、
30分間ぐらいが平均的でしょう。
歩き始めて10分程度はウォームアップ、
最後の数分はクールダウンになりますから。
スピードメーターをつけていないのに、
なぜ異次元モードに入ったと分かるのかは、
歩いている途中で入ったと判る瞬間がくるからです。
感性的な表現になってしまいますが、
「丹田にある重心がストンと落ちた瞬間」
「軸が一本となり体の力が抜けた瞬間」
「仙骨が少し低い位置で安定した瞬間」など、
人によって少し違いますが似たようなところはあります。
では、いったいどんな変化が起こるのでしょうか。
考えられることを列挙すると、
・骨盤(仙腸関節)の潤滑がMAXになった瞬間。
・大腰筋の機能が最大限になった瞬間。
・すべてのチャクラのエネルギーが整った瞬間。
・全身から無駄な力が抜けた瞬間。
それぞれについて解説しましょう。
・骨盤(仙腸関節)の潤滑がMAXになった瞬間
骨盤はエンジンに相当するという話をしました。
これは、恥骨結合と左右の仙腸関節がつくる
2サイクルエンジンのことですが、
このエンジンの潤滑が最大になった瞬間という意味。
車でいえばエンジンオイルを交換直後、
ご機嫌に回っている状態といえるでしょう。
歩いているときには、
まるで自動操縦のような感じで、
もう勝手に歩いていくという感覚となります。
・大腰筋の機能が最大限になった瞬間
大腰筋は横隔膜や腰椎~大腿骨まで繋ぐ、
上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉ですが、
高速歩行になるほど活性度が増すことが解っています。
また、大腰筋は不随意筋といって、
自分の意志では動かせない筋肉です。
スピードを上げることで大腰筋の機能がMAXになり、
上半身と下半身の繋がりが最高度に高まる、
この瞬間に異次元歩行に入るというわけです。
・すべてのチャクラのエネルギーが整った瞬間。
人間は肉体の中にエネルギー体を宿しています。
このエネルギーの流れを気の流れといいますが、
中心軸に沿った特別なツボをチャクラと呼びます。
気分や体調が整うのは、
7つのチャクラに過不足なくエネルギーが流れる時ですが、
歩いていてこの状態になったときに、
異次元歩行モードに入ったと感じるのでしょう。
・全身から無駄な力が抜けた瞬間
高速歩行では、腕を振るとか地面を蹴るとか、
歩くことに意識が向きがちですが、
全身から無駄な力が抜けた瞬間にスピードアップ、
異次元歩行に入ったと自覚できます。
まあ、表現方法や感じ方は、
個人個人によって違いますが、
相通じる部分はこんなところでしょうか。
最後に、異次元歩行でゾーンに入ると、
どんな感覚になるのでしょうか。
その時の体調や心境、
問題意識などによって変わりますが、
・夢の中で歩いているような感覚になる、
・振動が消えて宙に浮いている感じとなる、
・まわりのことが全く気にならなくなる、
・頭が空っぽなのにインスピレーションが降ってくる、
こんな非日常感覚を体験します。
異次元歩行は身体にゆがみがなく、
体幹の柔軟性も必要なので、
誰にでもおすすめできませんが、
このスピードで無理なく歩けるレベルであれば、
一度チャレンジしてみてください。
異次元歩行は5段階の歩行のうち一番高速歩行です。
ふだん歩き込んでいない場合は、
痛める可能性があるので無理はしないでくださいね。
『10年後の常識!健康のツボ』
第529号 2017年6月19日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじさんのブログ
より転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!