こんにちは、
岡田です。
前回は『晩年まで元気な体をめざして(食事編)』でした。
「食べすぎ」は健康の敵で腹八分目は健康の真理です。
特に夕食が遅いタイプや飲みすぎ食べ過ぎタイプには、
朝食を果物にするのは良い方法という内容でした。
今回は、中年以降、年齢とともに低下する体力、
これをどう防ぐかというテーマでお伝えします。
結論からいえば、
2種類の運動ということになるでしょう。
ひとつは有酸素運動、もう一つは無酸素運動です。
有酸素運動は歩行やジョギング、スイミングなど、
30~40分休まずに続けて行える運動です。
一方の無酸素運動は筋トレなど、
負荷が大きいので休みながら行う運動です。
この二つの一番の違いはエネルギー源の違いです。
有酸素運動は酸素を使って脂肪をエネルギー源とすること。
無酸素運動は酸素を使わずに糖をエネルギー源とすること。
ですから、一般的にはダイエット目的には有酸素運動、
パワーアップ目的には無酸素運動がよいといわれていますが、
実際はそんな単純なことでないことは周知の通りです。
こんな難しい理屈はともかくとして、
中年以降の体力低下を防ぐためには、
どちらか片方ではなく両方が必要なことは確かです。
わたしは青年期より、
有酸素運動と無酸素運動について、
自分の体でいろいろ実験してきました。
その結果、この二つはどちらも効果があり、
その兼ね合いこそが重要だということがわかりました。
たとえば、有酸素運動といわれているランニングは、
実際は有酸素運動と無酸素運動の両方入っていますし、
ジムで行うエクササイズの多くも両方の要素が入っています。
有酸素運動としてのランニングは、
隣のランナーと話しながら走れるぐらいの感じ、
ジムのエクササイズでは気持ちよく汗を流せる感じです。
それに比べてウォーキングの場合は、
整体歩行の中で一番高速の異次元歩行でも、
ほぼ有酸素運動といえるレベルです。
健康との関連では、
有酸素運動をつづけることで、
酸素がゆきわたり全身の細胞が活性化する、
老廃物や脂肪が減ってくる、
そして骨格や筋肉、内臓が元気になる。
だから総合的に健康に良いといいえるのです。
健康的な有酸素運動の結論
健康のために良い有酸素運動とは、
少し慣れたら40分続けても辛くないレベルの運動
これを週3回ぐらい続けることです。
一方の無酸素運動の場合は、
筋トレをイメージするとわかりやすいでしょう。
筋トレ初心者の場合は、
軽い負荷の運動から始まり、
回数やセット数も少なめですね。
たとえば、腕立て伏せの場合では、
膝つきの姿勢で両腕をまげ胸を床手前まで落とす、
という動作を10回というレベルから始めます。
慣れるにしたがって、
目標に合わせて回数やセット数を増やすことで、
この場合は胸の筋肉が太くなってくるわけです。
この要領で全身の大きな筋肉を中心として、
筋トレを行うことで多くの筋肉が太くなってきます。
その結果は、
全身の運動能力が高くなり外見が変わってきます。
健康との関連では、
代謝が上がって太りにくくなったり、
体が軽く感じられ動作が楽になったり、
見た目が若くなるので気分まで変わります。
健康的な無酸素運動の結論
硬くなっている部分の柔軟性を高めたり、
体の弱点部分の筋力を強化したりすることで、
姿勢の改善や身体能力を高めること、
そのための筋トレや柔軟運動を欠かさないこと。
最後に、この二つの運動は、
キッチリ分けられるものではありませんが、
分けて考えたほうが理解しやすいと判断し、
このような形で説明しました。
あなたの運動を見直すヒントになれば幸いです。
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第574号 2018年5月1日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!