これが本物の「創造」と「破壊」だ。動かな
い人を動かす、脅しと笑顔の秘密に迫る。
難関にぶつかって立ち往生するすべての人
へ金正恩とも、政敵とも「脅し」と「笑顔」
で次々とディールに成功。NYダウはなん
と史上最高値を更新した。メディアの
印象操作とは裏腹に次々と実績を残
す「トランプ式交渉術」をわかり
やすく、刺激的に、解き明かします。
橋下徹の著書『問題解決の授業 大炎上知事
編』『実行力 結果を出す「仕組み」の作り
かた』『政権奪取論 強い野党の作り方』
今の時代、解決しなければならない課題は
山積している。そして、その課題はいずれ
も難題で、何か解決策を講じなければ、
必ず反発が出るようなものばかりだ。
すべてを丸く収める方法はなく、ひとつ問題
を片付ければ、また別の問題が噴出する。
現状打破は、観念論・抽象論ではなく、実践
論だ。トランプ大統領の政策には、賛否両論
いろいろあるだろう。彼の態度振る舞いに
は、「現状打破の鉄則」が詰まっている。
トランプは、バカじゃない。浮き沈みはあっ
ても不動産業であれだけ成功するのはすごい。
誰でもできることじゃないよ。そして、成
功している事業家に「バカ」はいない。
大前提として、トランプが醸し出すあの
「悪役感」は間違いなく彼の演出だ。
批判のほうが圧倒的に強くなれば退陣させ
られる。それを理解した上で、強烈な批判
と強烈な支持を巻き起こす政治家こそが、
変革を起こす真の政治家だ。
トランプのあそこまでの「悪役キャラ」は
すごいと思うよ。普通は、あそこまではで
きない。人間、本能的に「いい格好」を
しゃちゃうからね。オバマ大統領が
その典型例だ。
それにしても、政治家には「いい人キャラ」
を演じている偽善者が多いよね。僕は政治
家と実際に接してみて、その裏表の激し
さを実体験したよ。
政治家の「悪役キャラ」と「いい人キャラ」。
どちらを信用できるかと言えば、僕の実体験
上は「悪役キャラ」かな。
トランプの手法が神業的なのは、激しく
喧嘩をした相手にも、コロっと態度を
変えて、喧嘩の激しさに比例して
丁寧に敬意を表するところだ。
激しいやり合いになればなるほど、トップ
同士、指導者同士、交渉人同士の、綺麗事
を抜きにした個人的信頼関係が重要にな
る。トランプは、そのことをよく知っている。
橋下徹『トランプに学ぶ現状打破の鉄則』
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今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!