困難に耐え抜くことができれば多くの事を成し遂げられる 第 2,125 号

このたび、致知オンラインショップでは、
数ある東洋古典の名著の中から、
激動の時代を生き抜く上で
身に着けておきたい教えが詰まった

『ポケット菜根譚』についてのご紹介です。

『菜根譚』は、儒教、道教、仏教の、
東洋の三大思想を融合した処世哲学書です。

…………………
 平素の鍛錬
…………………

忙処に性を乱さざらんとせば、
須らく閒処に心神を養い得て清かるべし。

死時に心を動かさざらんとせば、
須らく生時に事物を看得て破るべし。


【訳】

忙しいときに、焦って動揺したくないと
思うなら、時間があるときに、しっかりと
精神を鍛錬しておかなければならない。

死に際になって、取り乱したくないと
思うなら、常日頃から物事の本質や道理を
見極めておかなければならない。

………………………………………………
    ポケット菜根譚
 (洪自誠・著/祐木亜子・訳)
………………………………………………

長く読み継がれてきた古典の名著に
現代の人にも気軽に触れる機会を
持っていただきたい――。

『ポケット菜根譚』は、
そんな思いを込めて生まれた
弊社ポケット古典シリーズの第2弾。

約400年前、明代の学者・洪自誠が記した名著が
持ち歩きに便利なサイズとなって、刊行されます。

動乱の明末、優秀な官吏として活躍する一方で
苦労や困難も経験した洪自誠が、
誰もが遭遇する様々な悩みについての
乗り越え方や対処法を
具体的に記した『菜根譚』。

家庭をどのように築けばよいか、
友人とうまく付き合うには
どういう心構えが必要か、
幸せになるにはどう生きたらよいかなど、
その教訓は、非常に具体的で、
かつ実生活に即しており、
生きた人間学の叡智が結集されています。

本書では、その中でも、
現代に生きる私たちに
特に大きな示唆を与えてくれる
206条を厳選し、
分かりやすい訳文を加えました。

・人を看るには只だ後の半截(はんせつ)を看よ。
 ――人の値打ちは、後半生で決まる。

・天地には万古あるも、此の身は再び得ず。
 ――天地は永遠のものであるが、人生は一度
   きりである。


・我、人に功あらば念うべからず、而して過は
 則ち念わざるべからず。
 ――人に与えた恩は忘れてしまうのがよい。  
   しかし、かけた迷惑を忘れてはならない。


『菜根譚』とは、宋代の儒学者・汪信民の
「人よく菜根を咬み得ば、則ち百事なすべし」
という言葉に由来しています。

堅い野菜の根を噛みしめるように、
困難に耐え抜くことができれば、
多くの事を成し遂げられる――。

処世訓の最高傑作ともいわれる本書から
人生の指針となる教えが得られることでしょう。

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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