図書館が24時間開放されていないのはおかしい 第1,311号

 「世界で活躍している日本人を1人挙げてください」

と言われたら、あなたは誰を思い浮かべますか?

 イチロー選手、石川遼選手、浅田真央選手など、スポーツ

系のみならず、文化系、技術系など、世界の舞台で

活躍する日本人は数多くいます。

 彼らの多くに共通するのは、幼い頃から「才能」を発揮し、

若い時から、世界の舞台に打って出ているということ。

 子供の「生まれ持った才能」を引き出すためにはいっ

たい、どのように育てればいいのでしょうか? 

 人材育成において何よりも大切なのは「教育」本当に国際

社会で通用する人間とは、豊かな教養と広い視野を持ち、

クリエイティブに発信していける力を持っている人。

 中嶋氏は学長として、2004年、公立大学法人として

秋田県に国際教養大学を開学した。

 真のグローバルスタンダードの大学教育を目指し、

教員に外国人を多く採用し、授業はすべて英語。

 しかも徹底した少人数クラス制をとっている。新入生

は全寮制で、全学生が1年間海外留学し、同時

に留学生が全世界から来る。

 日本の教育は、もっと幼児教育を重視すべし。幼児期

から音楽や絵を描くことなどを通して、きちんと

した感性教育をしていくことが大切。

 こうした幼児教育の基礎となるのが家庭での教育。家庭

できちんとした子供をしつけ、物事を学ぶ姿勢や、人

と接するためのマナーを身につけることが大切。

 マナーとは、人に接する態度や作法、あるいは礼儀

だけでなく、自ずとあらわれる人物の品格。

 英語をマスターしたければ、文法やスペルから入る

のではなく、まず耳から聴いて英語を体に

染み込ませることが大切。

 国際教養大学のキャンパスを作る際、重視した

のが「環境」と「景観」、図書館が24時間

開放されていないのはおかしい。

 国際教養大学では図書館を24時間365日開放する

ようにした。大学とって図書館はまさに心臓部。

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  今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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