私の武勇伝じゃないけど。
職場に言葉の誤用に煩しい人(A)がいる。
自分より先輩、自分より年上に対しても遠慮がない。
そういうの、気になる人は気になるんだろうけど
休憩時間にせっかく楽しく盛り上がってる時にいちいち話の腰を
折って名指しで指摘するのはもう少し空気読めよ思ってしまう。
先日の昼休み、言葉遣いの話になって
先輩同僚のBが「早急ってどうしても“そうきゅう”って言っちゃうのよね」
と言った。
Bは2度ほどAから「“さっきゅう”ですよ」と指摘されたことのある人。
その言葉を受けてAが早速「なんで一度で覚えられないのかわからない。
“さっきゅう”って学校で習いませんでした?
Bさんって(仕事での)電話してるの聞いてても重複を“じゅうふく”って
言ってますけど
あれも“ちょうふく”だって何度も教えましたよね?」
と、その言い方がなにか攻撃的に感じられて、横で聞いててヒヤヒヤした。
当のBさんがヤレヤレって感じで「ごめんねー、この口が“じゅうふく”って
動いちゃうのよw」って言ったのが
馬鹿にされたとでも思ったのかAの何かのスイッチが入っちゃって
言葉の誤用についての演説が始まった。
そしたらそれまで黙って聞いてた大人しいCが
「元々はそう読むのが正解だけど、今はどっちでもOKって辞書にも
書いてあるよ?
パソコンとか“そうきゅう”でも“さっきゅう”でも、どっちでも変換できるし」
と言ったらA、顔真っ赤になって
「間違いは間違いなの!そんなだから日本語がどんどん乱れるのよ!」と反論。
そしたらCが
「でもAさん、しょっちゅう“全然アリだよね~”とか“全然可愛い”とか普通に
言いますよね?
それだって同じことだと思いますケド。
“全然ある”なんて言い方は元々誤用ですもんね」
と言いながらクールにフッと笑った。
以来Aが言葉遣いについてあれこれ言うことは無くなった。っていうか、
すごく大人しくなったw
Aの言うことも分からなくもないけど(言葉の乱れ等)、
それを誰にでも指摘しちゃうのは、自分がある程度完璧に出来てこそだと思うわ。
まとめ※欄によくいる添削クンみたいなもんだな、そのA
今回も最後までお読みくださり、ありがとう
ございました。 感謝!